意識の科学の臨時増補版として、
他の人がUPした、ユーチューブ映像を拝借しての、人の意識に関する現代科学的研究の紹介である。
さる大学の講義のビデオ映像のようなので、アカデミックな世界に信憑性を感じる方ならば、(私)意識・・・の科学的な用語を使った理解が進むだろう。
講義の時間は長いけれど、貴重なお話が聞けると思われる。
ぜひどうぞ・・。
参考掲載させていただいた資料:
(これはユーチューブなので、短期間限定となる)
このビデオの講義内容を、ここなりに・・簡単にまとめると、
受動意識仮説とは、
ふつう・・私の「意識」と言っているのは表面上の(顕在)意識であり、すべては潜在意識が決めていて、表面意識はそれを受け入れているだけ・・・と、そういう仮説のことだと言えるだろう。
膨大な潜在意識の、ごく表面の意識を顕在(表面)意識と言っていて、
それを ”私だ・わたしだ” と言っているけれども、
私・・表面意識が・・、人間の人生・生活等の根本的な意思決定をしているわけではなく、
潜在意識が決めて行為・思考・体験している、そのエピソードを記憶・経験しているに過ぎないということだ。
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したがって、表面上の意識、思考、感情、知覚経験のすべては、
潜在意識のなせる業ということになり、
その潜在意識自体を自らでプログラムすることなく、
私・わたし・・・の体験世界を変えることはできないということだ。
例えば、
この世界が不幸、不安、悲惨、孤独、悲しみで満ちているならば、
そういう風に表面意識が感じているならば、
原因である、自己内面(潜在)意識の中のその原因「歪(ひずみ)」を解消しつつ、
その時々で真に幸せを感じる方向へと、
再プログラムしなければならないということである。
つまり、
表面意識自体が・・自らの出自である潜在意識に気付いてゆく必要があるということだ。
そして気付いてゆく過程自体が、再プログラムとなって、
潜在せる意識の無限性の経験展開を生み出してゆく。
それを意識進化と言っていいいだろう。
例えるならば、
あなたにとって無限に親切な小人さん(潜在意識)が、あらゆる全てを取り計らってくれているけれども、その無数の小人さんたちがどう動いてゆくのかは、・・顕在「意識」の常日頃の気付き・・進化・深化に懸かっているということである。