気付きの科学 新世界版

ここで言う 「気づく」という意味は、空(くう)の状態から、在る状態に引き出す意識的行為・・すなわち創造のことです。

夢の話 (3)霊的ガイドの出現

2013-06-22 08:18:48 | 見えないものから見えるものへ

睡眠には深く無意識に移行しているノンレム睡眠や、活発な意識活動の兆候のあるレム睡眠があると言われている。

 

簡単に言えば、ノンレム睡眠は脳が眠っている状態、ほぼ完全にぐっすり眠っている状態であ り、

 

これに対してレム睡眠は身体は休止していながら脳は活動している浅い睡眠とされている。

 

そして就寝中は、深い睡眠・ノンレム睡眠と、浅い睡眠・レム睡眠をほぼ90分おきに繰り返している。

  

眼がさめやすいのは浅いレム睡眠の時であり、またこの時期には脳が働いているのと同時に、眼球もあたかも何かを見ているかのように、右に左に動いてることがある。夢を見ているのはこのレム睡眠期であるようだ。

  

また脳波で云えば、

  

普段の覚醒時、何かに忙しくしていたり、気にしていたりといったような、日常生活での意識活動ではβ波(13HZ以上)の脳波が主流であるようだ。

 

また眼を瞑ってリラックスしている時等には、脳波はα波(8~13HZ)が主流となっているし、目を瞑ったまま次第に眠りに移行する段階では、α波からΘ(シータ)波(4~8HZ)へ、そして深い睡眠中はδ(デルタ)波に移行してゆくわけだ。

  

人は皆たとえそれに気づいていなくても、こういう意識レベルの変遷を経験しているのである。

 

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脳波による意識状態の分類は大体以下のようである。

 

①忙しい日常、あれこれ考えている時・・・・β(ベータ)波(13HZ以上)

 

②リラックス状態、芸術・仕事等何かへ集中しているとき・・・α(アルファ)波(8~13HZ)

 

?うとうと、浅い眠り、瞑想している時・・・θ(シータ)波(4~8HZ)

 

④深い眠り、トランス状態・・・δ(デルタ)波(4HZ以下)

 

 

こういう意識の段階による脳波の周波数帯の違いに関しては、脳波自体が意識活動を決めているのではなくて、

 

人の意識のレベルの違いが、肉体機能の中枢である脳の電気反応に反映されるということに気づかねばならないだろう。

 

脳波によって意識活動が決まるのでなく、意識活動によって・・・脳の活動が決まり、

 

その観測で得られる脳波という電気反応の変化にもその影響が反映されるということだ。

 

 

・・・

 

そして夢は、経験上、上記の脳波レベルで云えば、?シータ波⇒②アルファ波に移行する過程で生起する意識体験と思われる。

 

特に、日常レベル(ベータ波)への移行過程であるアルファ波(②)の意識状態は、アイデアや発想、思わぬ気づきなどの宝庫であり、常識的で、忙しく気ぜわしいベータ波的現実世界とは異なるものである。

 

従って夢が往々にして突飛なビジョンとして現れるのは理解が出来るというものであろう。

 

「夢?そんなもの見ないね。忙しいからね。それに夢に一体どういう価値があるのさ・・・」

 

という人は、要するにベータ波的3次元認識世界にどっぷりはまり込んでいるいうことでもある。

 

ところで余計なお世話だが、あなたはどうだろうか。

 

・・・

前置きが長くなったが、夢は単なる夢ではなく、意識レベルの変化に従って得られる内的知覚情報であり、日常の概念とは異なるフェーズの情報を多く含んでいるということであって、

 

またそういう日常観念と異なるフェーズの情報は、よく言われるESP(超感覚的知覚)ともオーバーラップしているということなのである。

 

リモートビューイング(遠隔知覚)などはそれを意識的に行うことで可能となるわけである。

 

要は夢なども、その時のその人の、問題意識あるいは無意識的なテーマ、欲求等の意図によって方向づけられるESP的な知覚であるという事も理解しなくてはならないだろう。

 

夢は、意味不明な・・・単なる夢ではないということだ。

 

 

夢も、その人に起きている意味ある事象のひとつなのであり、日常のありきたりの事象以上に深い意味が含まれているのだ。

 

これを知らずにどうするのか・・・といったところである。

 

 

●霊的ガイドの出現

 

夢を憶えているようになったおかげで、自分の夢の中に何か補佐役のような、サポーターのようなあるいは変な話、忠実な秘書のような存在がいることに気付いたのだ。

 

夢ではいつも何かのストーリーが展開されているわけだが、それを観ている自分のいつも右横、やや背後のあたりに、普段は気付かない、また気を使う事のない親友のような感じの存在がたびたび確認されたのである。 

 

確かに言えることは、あの夢、この夢という風に記憶が重なることで、その間頻繁に出現している何者かにようやく気付けるわけである。

 

えー?マジ?何それ・・・であるが、

 

またそういうことに関しても、別段びっくりしたり恐れたりする要因は一切感じられないし、何かこう、今まで存在していたことに気付いていなかっただけだ・・・という感覚なのである。

 

変なおやじがいきなり目の前に出てきて 「あんた一体何なのよ!?」 という類のものではない。(笑)

 

・・・

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そしてそれも、何かトンデモナイような夢の時に限って、そばで控えているという感じであり、またそばにいるというだけですごく安心感があるから不思議である。

 

 

夢見の時には、まさにそれが現実であると思っているわけなので、それが夢であろうがその時には実に真剣なものなのであることは誰でも知っているはずだ。

 

例えば見知らぬ経験をする場合など、ひとりでいると心細いが、友人といるとどこか安心であるかのような・・・そんな感覚である。

 

また実のところ、そういうトンデモナイ夢は、要は、自己の解消すべきエゴ恐怖先入観念やらから来るものであったという事が、いつの時か明確に理解できたのである。 

 

結論を言えば、そういう夢を通して、内面にある無意識レベルの歪を解消していたということであり、そしてその間中、つかず離れず、どこか親身なサポートをしてくれていた存在がいたということであった。

 

実にこれはなんという事だろうか! 

 

(つづく)

 

Sky017


本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。