●地球も多次元構造体
地球も多次元構造であり、一般に地上世界、霊的世界という次元層があるといわれている。
ヘミシンクでは複数の意識フォーカスレベルでその次元層が説明されている。
幽体離脱や魂の体脱、アストラルトリップ等と言われるものは、その次元層間の往来のことである。
ちなみに下記の記述は、坂本正道さんの著にあるフォーカスレベルの説明である。
面白いのは音階♪のオクターブ、ほぼ7ステップ毎に記述されているところである。
また、人間の意識のフォーカスレベルの移行に伴い、観測される脳波は、
β波、α波、θ(シータ)波、δ(デルタ)波へと移行することも知られている。
またこれは瞑想での意識遷移に伴う脳波の変化にも相当しているのだ。
以下坂本氏著作より抜粋
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フォーカスレベル (とは)
自分(意識)がどれだけ物質的な世界から離れたかを示す目安と考えていい。
意識状態そのものを言う場合と、その意識状態で把握される世界を言う場合とがある。
フォーカス1: はっきりと目覚めた状態。物質世界(この世)を把握する状態。
フォーカス10: 肉体は眠るが、意識のはっきりした状態。
フォーカス12: 知覚が拡大した状態。意識が体の束縛から自由になる。
フォーカス15: 時間の束縛から自由になった状態。過去や未来に行ける。
フォーカス21: こちら(Here)とあちら(There)をつなぐ架け橋の領域。
<フォーカス23-27: 死者のとる意識状態。死後世界。>
フォーカス23: 囚われの世界、物質界のすぐそばにい続ける人たちのいる領域と、
自分の想いの生み出す世界にひとりで囚われている領域がある。
俗に言う幽霊もこの層にいる。
フォーカス24-26: 信念体系領域。同じ信念、価値観、考え方を持った人たちが集まり、
その共通の想いが生み出した世界、信念に応じた様々な世界がある。
フォーカス27: 輪廻の中継点。
輪廻が潤滑に行なわれるようにサポートする色々なセンターがある。
(・・・↑ ここまでが地球の次元層と考えられる)
フォーカス35: 地球生命系への出入り口がある。異生命系から生命体が
多数地球を見に来ている。
フォーカス42: 太陽系から出て、他の恒星を探索に行ける。
フォーカス49: 銀河系から出て、他の銀河を探索できる。銀河系コアの探索もできる。
I・Thereクラスター(魂の大きな集合)の無限個と思えるほどの集団がある。
以上参照抜粋。
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私事ではあるが、
ちなみにこの分類で云えば、実に断片的ではあるものの、自分はフォーカス42あたりまで経験しているかもしれない。
ある時、寝ている状態から何か意識が変化し、どこかの恒星系に一瞬で移行したことがあり、そして周囲の雰囲気が普段と異なる環境に気付いた瞬間から、後ろ向きに必死に?なって還ってきた(意識的な)経験がある。
また同じように地球大気圏から出て、太陽の内部に一瞬で移行したような動的ビジョンもある。一般には信じられないだろうが、太陽には実に愛深い存在達がいるということも知った。
「 信じらんねえ~」かもしれないが、事実は小説よりも奇なり・・なのだ。
経験すれば分ることだが、そういう意識状態は、通常の夢とは異なるわけで、なるほどそれは体脱の経験、あるいは意識の旅行のようなものであるかも知れない。
当然それは肉体五感による直接的な知覚ではなく、肉体の上位層、多分アストラル体による経験のようである。
だからどうだという事ではないのだが、要は、リモートビューイングのように、『意識のチューニング』によって、遠隔地や異なるフィールド等にもアクセスが可能であることは確かなことなのである。
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宇宙、存在諸世界、あらゆるものは、有意味なと言おうか、あるいは面白いと言おうか、
いわば創造主の楽しく、愛深い・・・想いが遍満しているということだ。
人がそれなりに自分の世界で様々な想いやその表現、行為をしているように、
全宇宙あるいは存在諸時空も、さらに壮大無比な神の想いが表出しているということなのだ。
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●人間の本質は多次元意識体
霊的世界も色々な層や特徴があるのだが、物理的肉体での経験ではない世界のことである。
我々は実はそういう多次元構造世界に生きている「魂」であるという事ができるのだ。
魂も同じく多次元構造体であるが所以である。
「体」と言っても肉体だけのことではなく、複数の多次元を包含する霊的ボディのことであり、肉体とはその一番外側の層、十二単の外衣のようなものである。
まるで転生とは、家では外衣を脱いで過ごし、表に出る時はそれを着るようなもである。
それも転生ごとに、毎回衣装を変えて気分を一新するようなことでもある。
ある意味でかなりな贅沢ではないか。
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(人間という意識体の階層構造の簡単な図)
(上図はひっくるめて意識体としての人間であり、いわゆる3次元的世界とは、最外層の肉体レベルの世界のこと)
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●次元の違いは意識の違い
その次元の違いはとなると、距離や時間でなく、例えばクオークの顕現振動の違い、あるいは位相の違いのようなものであろう。
位相あるいは振動数が合わないと共鳴現象が起きない、すなわち知覚されないのである。
「あの人超嫌い!ぜーんぜん波長が合わないもん」 等という話も、共鳴しないから・・離れていく・・という波動現象を直観的に言った言葉である。
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素粒子が観察者の意識に干渉される・・・という量子理論でうかがえるように、
物質の究極微粒子であるクオークは、複数の顕現位相、または振動数の違い、複数の存在周波数帯域があると考えられるのだ。
そして、その究極微粒子、あるいはクオークは人間の「意識波動」に沿って、その顕現相を変えるような仕組みとなっているのかもしれない。
簡単に言えば、窮極のクオークは・・・人の観え方、観じ方によって、いかようにもその表現形態を変えるということである。
もっと簡単に言えば、人間の「意識」によって表現形態を変えるということだ。
これは、観察すること、すなわち意識的に見る、観ることで素粒子の挙動に変化を与えるという量子論的解釈を包含する考え方である。
またそうでなければ、念力現象や直接的物品引き寄せ、念写やスプーン曲げなど起きるわけもない。
要は、それらは全て人間の「意識」が介在しているのである。
人の周囲に展開される、あるいは投影される世界は、その創造の中心である「意識体」である、あなたやわたし達の感じ方、観かた、確たる想い、信念などという「フィルター」を通して表出しているのである。
どんな屁理屈を言おうが、無視しようが、他者がどうだと想っていても、
何がどうであろうと、ちょうど・・・信じている・・・その・・・通りの自己の表出なのだということに気付けるだろうか。
だからまず想いや感情、信念を入れ替える、こころを入れ替えることが最重要なことなのである。
逆に、余計なお世話なのだが、銭・金・物、経済、強迫威力や地位や権威、そんなものを集めて・・一体全体どうするというのだろうか。
自らがミニ創造主であるという自覚・・・これが例えほんの少しづつではあっても、ひとりひとりで理解されてゆくことが、新しい世界への移行、あるいは新たな創造につながってゆくのである。
よく言われるアセンションとは・・・そういう事なのだ。
本日も拙い記事をご覧いただきまして、誠に有難うございました。