弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

【記事投稿】PoC(技術検証・実証実験)契約について、弁護士が解説!

2021年03月08日 | 法律情報
革新的な技術を有するスタートアップ等の中小企業と大手企業との業務提携話が多くなってきているようです。

ところで、業務提携に至る前段階で、この革新的な技術をどうやって活用するのか、どうやって商業利用するのか

事前に検討を行うことが多いのですが、従来までは中小企業が事実上無償で行っている実態がありました。

しかし、結局のところは業務提携に至らず、中小企業に無駄な負担が生じたり、場合によっては革新的な技術が大手企業に

盗まれてしまうといった問題も生じていました。

そこで、最近では事前検証のためのルールを設定した契約を締結するという流れができつつあるのですが、

その契約のことをPoC契約と呼んでいます。

今回は、中小企業の視点から見たPoC契約の解説です。ご笑読ください。



PoC(技術検証・実証実験)契約について、弁護士が解説!























弁護士 湯原伸一



「リーガルブレスD法律事務所」の代表弁護士。IT法務、フランチャイズ法務、労働法務、広告など販促法務、債権回収などの企業法務、顧問弁護士業務を得意とする。 1999年、同志社大学大学院法学研究科私法学専攻課に在学中に司法試験に合格し、2001年大阪弁護士会に登録し、弁護士活動を開始する。中小企業の現状に対し、「法の恩恵(=Legal Bless)を直接届けたい(=Direct delivery)」という思いから、2012年リーガルブレスD法律事務所を開設した。現在では、100社以上の顧問契約実績を持ち、日々中小企業向けの法務サービスを展開している。



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