弁護士湯原伸一(大阪弁護士会)の右往左往日記

弁護士になって感じたことを綴っていきます(注意!!本ブログは弁護士湯原の個人的見解に過ぎません)

雑談

2009年05月16日 | その他
ゴールデンウイーク後は毎年忙しくなるという感覚はあったのですが、今年も例年通り(以前にもまして?)で、ドタバタ劇でした。
(既存案件が一気に氷解したというイメージです)


ところで、長期休暇と言えば、
・年末年始
・ゴールデンウイーク
・お盆
というのが相場だと思いますが、私のような弁護士の場合、長期休暇明けの仕事の忙しさは、ゴールデンウイークが突出しているという感覚を持っています。

というのも、年末年始明けやお盆明けはあまり裁判の日程が入らないのに対し、ゴールデンウイーク明けは、裁判日程が多くなる傾向があるからです。
(年末はともかく、年始は比較的裁判日程が入りません。8月は夏期休廷という裁判所独自のシステムがあり、基本的に裁判の日程が入らない月間です。
でも、ゴールデンウイーク明けは、1週間分裁判日程が吹っ飛ぶわけですので、どうしても日程上のしわ寄せが来ます)

まぁ、何だかんだ言いながら対処してきたつもりですが、色々と動き出した案件があるので、しばらくは気が抜けない状況になりそうです。




そういえば、司法関係のニュースを見ていると、福岡の危険運転致死罪の話題が多いですが、名誉毀損訴訟で出版社による敗訴判決が複数出ているようです。
比較的高額な事例も見られるようになってきたことから、どうやら司法の世界では、表現の自由を過度に重視するのではなく、裏付け合理性などを検討しながら判断していくという流れに変わってきているように思います。
(もちろん今までもそうだったのでしょうが、出版社側に求められる合理性のレベルが上がってきたように思います)

あと、検察官が痴漢で逮捕されるという報道もなされていました。
強制わいせつやストーカーで逮捕された裁判官(当時)、児童買春で逮捕された弁護士などなど、司法業界もいろんな不祥事で逮捕されていましたので、
「検察よお前もか?」
といったところでしょうか。。。


他人事ととして簡単に流さ無いようにしたいと思います。

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