リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

思想小説の組み上げ方、その2

2024-03-30 16:23:13 | その他
 こんにちは。東京地方、昨日の午後から文句なしの春。当然桜なんか咲いちゃって。まだ白い花がちらほら見えるだけですが、空は青空だから問題なし。とはいえ、まだ照葉樹が日差しを跳ね返してる白さの方が、断然強い。目が悪いとキラキラきれい。
 
 さて、もう4月ですね、お仕事・学業は相変わらず? わたしゃ異動は多かったけど、待遇が変わるわけじゃないからそこそこ楽しみではありました。自分は変わらなくても同僚が変ったりするしね。楽しい同僚が待ってるといいね。
 もっとも、もっとシリアスな方もいるかも。
 「4月1日から居場所を失ってしまう方へ」(工藤啓認定特定非営利活動法人育て上げネット 理事長)という記事もあります。
 おっしゃるには、とりあえず
 「・少しでもいいので収入を確保する
  ・自分の状況を周囲に伝える
  ・気分転換になるものを見つける
  ・支援機関を探してアクセスしてみる」
 のが大事とのこと。
 何度か書きましたが、袖すりあうも、です。なにかありましたら隈までメール等でお伝えください。
 
 ではネットニュースちょっと。
 
「「使い方を間違えた結果です」 ジョージア大使の親戚の少女を襲った悲劇に「一度は通る道ですね」(Hint-Pot)
 なにかと思えば、親日派のジョージア大使に起こった、銭湯でのビン牛乳の蓋の取りそこない。蓋抜きで抜くタイプ。
 ああ、、あったね、そんなの、と思って。
 今月末で銭湯のビン牛乳はなくなるんだってさ。銭湯自体がないんだけどね。
 蓋抜きって知ってる? 柄はあるけどただの釘。
 小学生の頃、牛乳の蓋の取りっこして(机に並べた蓋を手のひらでたくさんまとめて引っくり返すと勝ち)、穴の開いた蓋は美しくないからめったに使ったことはないけど、駄菓子屋でコーヒー牛乳買うと、お店の人が蓋開けてくれるの、なんて知らないね、

 次、「結局は大企業会社員で「月850円」負担増 子ども・子育て支援金 それでも「実質的な負担は生じない」?」(東京新聞)
 まだまだ、うそばっか。
 いまだに具体的試算を出さない。そんなもん出すの簡単なのに。
 それやると裕福商店主と貧乏老人が発狂するからね。
 
 さて、今日は変わったところで、2通りの小説書きについて。
 (「その2」を書く日が来るとは思わなかった。その1は 2018.2.10)
 
 朝日新聞でそろそろ終わる連載小説が2件あって、「今村翔吾」の楠正行(まさつら)の話と、「沢木耕太郎」の江戸時代の講談家の話。
 両方時代劇なのだけれど、えらい違い。今村のはストーリー重視で、登場人物はただのキャラクター。沢木のはストーリーなどどうでも、一一(いちいち)の場面で登場人物がどう生きるか(考え、動くか)という作り。
 いや、この2パターンを取り間違えて模範にすると、小説家志望人はひっちゃかめっちゃかになるだろうな、と思って。
 どちらも芥川賞志向者には関係はありませんが、
 素人が真似るには今村のほうが良い。つまり、本の中に思想を盛り込もうなんて思う人々ね。早い話が、簡単だから。あるキャラクターが設定の中でどう動くかを書けばよろしい。
 でも小説で人生を映し出したい、なんて思う人、あるいは本で哲学を表現しようという人は、沢木ね。沢木とか、本物の玄人だから難しいぞ。ある行為主体と別の行為主体が、それぞれの主体をかけて内面的に、なぜ、そしてどう、行為するかを書かないといけない、というか、その行為主体(たち)を、読者自身として、描くのが趣旨だから。
 
 こんだけ。
 短い? ちょっと気持ちがいっぱいでね。
 来週早々、いよいよ眼を変えるの。
 白内障手術。
 ふつうは簡単なんだけどね、眼医者に「お前のは難しい」と言われてて。
 でも失敗しても今とさして状況は変わらないから。もうぎりぎりで読めてるだけだし。この目じゃ次回作は作れない。「手術はもう遅いくらいだ」ともいわれてるし。白内障症状なんて自覚ゼロなんだけどね。
 で、2週間、本も満足に読めないんで図書館本も借りられず、その点暇なわけ。
 暇でどうするって、ボーッとできるわけだ。そこがまあ高齢者さ。

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