リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

ひとのふりみて

2013-06-22 11:29:24 | その他
 こんにちは。東京地方、今日は晴れ。今日は全国的に晴れ間があるようで、晴れてると気持ちいいですね。
 ここんとこ朝の乗換え駅で立候補者がうるさく。世間には権力が欲しい人間がいるんですねえ。欲しくても構いませんが、ちゃんと勉強してから政治家になって欲しいものです。どいつもこいつもおしゃべり能力ばかりでうんざりです。
 というような権力やら金やらの対照語というのは、どうも自然に湧き上がる感動のような気がしまして。 
 愛とか恋とか清々しさとか神々しさとか。そういうものに感ずることを嬉しく思う感情と、それを大事に思い欲しがる感情。生きててよかった、と思うのは、体が痛くないことと、そんな感情が湧いたときに限るんじゃないですかねえ。まあ、私の知らない世界だから、議員なんかは金バッジつけて議会の守衛に頭を下げられたときが生きててよかったと思うんでしょうかね。
 いずれにしても、こういう個人的な感情は社会科学に組み込めない(その必要がない)ので、私も彼らもお互い無視できて僥倖かもしれません。
 
 さて、ここんとこの×のつくニュースをいくつか。
 ま、今日も手抜きブログ。 いつになったら手を抜かないか、って、予定通り、暑くて勉強ができなくなった時点で。 箱根と関東山地のおかげで東京はまだオッケー。
 (その1)
 円安がよくない。円安で常飲の4リットルサントリーレッド。トリスにニッカを混ぜた味になってしまいました。
 アル中はどうせ気づかないと思ったか、サントリー。まあ、それがサントリーですので驚きもしませんが。(解説:サントリーはブレンド屋で、安いウイスキーはみな外国産の混ぜモノです、と世間の評判です。)
 しかしこのエチルアルコールのような味はなんとかしてもらいたい。これでは昔戻りだ(レッドは味が大昔より良くなった)。たぶん味が円安でもそれほど変らないはずの国産ホワイトオーク・レッドは近くには売ってないし。
 (とネットで確認してましたら、2ちゃんじゃレッドなんて「安ウイスキー」にも入れてくれないようです。番外。皆さん安ウイスキーと言って高級ウイスキーの品定めをしている。へええ、ほんと日本も豊かになったものだ。話も合わないはずですね)

 (その2)
 そんなブルジョワらばかりのはずの日本、こんとこ、なかなか派遣会社の下層管理職(って要するに派遣でないヒラ社員のことですが)、も、大変だなあ、って思われて。
 派遣会社って、ヒラが派遣社員等の首切り通告するんですね。普通なら課長がやらなきゃならないことをヒラがやるわけで、「よい」システムだと管理職もウッハウハでしょう。
 私など、資本家と評論家と右翼とヤクザ以外は、みんな日本国人民だと思っています、って、要するに日本人の95%のことですけどね。そんな同じ人民同士が闘いあうのはなんとも気が重い景色です。

 (その3) 
 トルコで人民が闘ってますねえ。何人も人が殺され一生障害になり、大変なことです。
 が、それでも、自由に向けて闘ったこと、闘った人の周りにいて憤りを覚えコーヒー屋で保守人民に食って掛かり立ち回りを演じたこと、これらは闘った人が得る、「トルコ人民」という抽象性に対する名誉となるのですが。
 人は、若いときの人間や人間関係に嫌悪を覚える瞬間がやってきても、自分が過去に行動したことを否定することはない。
 トルコのジジイ共が死んでしまうのが速ければ速いほど、こんな若い人々が政権に近づきトルコ人民は自由に近づく、ということです。
 もちろん上記のすべては、「日本の」という言葉に置き換えられるんですが、みなさんそんなこと見りゃ分かりますよねえ、ほんと、ブログ記事をちょびっと見て、読んだ気になる人間てゆうのは、私の教え子からは出しませんよ。だから高校教師になれなかった、というのはそのとおりですが。(さいきんわるくちがすぎますね。反省)
 いずれにしてもオリンピックでも開催して、もっと自由に触れられればさらによいような気がします。
 『お前はそんなブルジョワ的自由がいいのか』、って、自由にブルジョワもなにもありません。
 「ブルジョワ社会で肯定される自由」という規定性があるだけです。

 ところで「なんだよ「トルコ人民」への名誉って」。 そういや、バカがなんかいってますぜ。
 (ネット情報)
 【安倍晋三(略)は21日、東京都議選の遊説途中、(略)板橋署常盤台交番に立ち寄り、(略)踏切に入った女性を助けようとして電車にはねられ、殉職した(略)警部、宮本邦彦さん=当時(53)=の記念碑に献花した。
「ここに立つと、宮本警部を思い出す。人のために自らの命を投げ出した。国も同じ。誰かが国のためにという人がいて国は成り立つ」と訴えた。】

 糞以下のアベが。人の命を救った人間と、人を殺す国家を並べて、人に捧げた生命をてめえの利益のために強奪するなどと。とうてい許せん。
 
 と怒ってますが、発想はおんなじなんでしょうね、評論家かファシストか共産主義者の発想です。ま、このブログ記事も評論だから。問題はそういって死んだ人が喜ぶかどうか、そういってこれから殺される人が喜ぶかどうか、でしょうか。
コメント
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