リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

日常 その2

2013-01-20 20:32:49 | 断片
 こんばんは。てなわけで今日は昨日の続き。
 断片=酔言に続きがあんのかよお、とお思いでしょうが、だいじょぶ。わたしゃ毎日酔っ払ってるから。

 さて、世間では国家間で自称イスラム教徒がやりたい放題で。
 だいたい左翼というのは無・理論だから、帝国主義に侵食された後進国家のやることなら、そいつらを褒めてりゃ自分の身は安泰だろう、なんて思う、どうしようもありませんな。
 
 冷静に見てごらんなさいな。帝国主義将官でも他称テロリストでも、構造は一緒。人を殺してりゃ食っていけるし、銃を手放したら飢え死にする。そういう構造なのですよ。
 本当の個人テロリストの話などしていませんよ、あくまで兵士集団のこと。
 後進国他称抵抗兵士らが飢え死にすると思う?
 しやあしませんぜ。
 銃を持っている限り、自分の国の一般農民を脅すなり殺すなりして食い物を手に入れる。いったんそういう構造になってしまったら、戦争も内戦も終わるはずはありませんや。それ以上の武力が、彼らを飢え死にさすか、生活無能力者に落とすまではね。
 それでも彼らの上層は次の権力者の下でのうのうと暮らす。そうして生き延びて30年後、「私にも若い頃そんなことはあった、反省! ごめんちゃ!」ですませる。
 あきれ返った奴らだ。
 
 後進未開発国家では、資本・反資本、どっちが勝とうが、まずは国家的統合が必要なのだよ。国家統合と国家内消費物資の恒常的入手は不可分だからね。わかる?
 もとあった曲がりなりにも統一国家の消費物資の恒常的入手を崩す奴らは、自称「ならず者」国家を懲らしめるスーパーマンだろうと、じつは地獄へ落ちるべき餓鬼どもなの。
 はい、私は無政府主義者です。
 だからって、餓鬼道に落ちるべき自称国家主義者、事実はただの権力中毒人間よりは少しだけまともなのさ。
 
 で、昨日の続き、この間、なかなかふつうなのが、首相の安部。名前は知らないからアベにしとくか。
 そこらの雑務はちゃんとしかるべき人間にまかせきって、外国歓談かなんかして毎日ニュースに出ている。さすがですな。どんなバカでもそれだけでも能力というもの。経験知とは恐ろしいでしょ(若い人は知らないでしょうが、彼は首相経験者です)。
 しかし民主党ってなんだったのかね。
 およそそこそこの会社で働いたことがあれば、上司は部下に仕事を任せない限り組織は回らない、ってわかるだろうに。能力もないのに全部自分でやろうなどと、ば~か。
 ってことがわかれば、今回の挫折の甲斐もあるだろうが、どうせわかりゃしないのさ。それが人間の器量、あるいは狭量というもの。
 自民党、100年の長だね。
 
 で、それにひきかえ無残なのが一市長、橋下。
 府を体よくおんだされて(自称辞職して)どっかの村役場で今日もファシストを演じているけど、こいつほんとに弁護で勝ったことがあんのかね(モトは弁護士のようだよ)、とても調べてみたい、と思わせる無・理論さ。
 いくら権力を握ったって、法治国家の権力など一人じゃあ村役場の人事にしか意味はないってことを、さすがにしみじみ思い知っただろうね。もうやめるしかないな。
 
 役に立つブログ、中身の薄すぎる本文はおいて、今日の本題はこれ。
 これからの革命家諸君、よい例ができたからわかるだろう。「橋下」になってもムダだぜ。
 自分の意見を通すな、組織を動かせ。
 黒寛は自分の意見を通したが(おかげで自称「組織」は手兵にしかならなかった)、レーニンは意見を保留して組織を動かした。ましてやウソをつきまくったヒトラーをや。
   ただ、レーニンは、そして、武力組織に負けたんだけどね。 

(追記)
 最後、少しわかりにくいので、革命家リーダーのパターンを。
 1 それに殉じてもいい自分の考えで、いいたいことを言う。
 2 自分の組織を作る。
 3 他の人間に自分たちの存在を知らしめるため、ある程度の権力、または対抗権力を握り、これを行使し、いったんは当然主権力に負けるが、生き延びる。
 4 時流が新しい組織をつくり、人々の過去の記憶によりそのリーダーとなる。
 5 それからは、自分の意見ではなく時流に乗り、主権力を取る。

コメント
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