リベルテールの社会学

生きている人間の自由とは、私の自由と、あなたの自由のことだ。そして社会科学とは、この人間の自由を実現する道具だ。

40WLED充電電球

2011-03-20 21:35:00 | その他
 こんばんは。みなさんお元気ですか?

 考えてみればインターネットは全国区。そんなにたくさんいない当ブログの読者の方々にも被災地の方がいらっしゃったかもしれません。思い浮かばず失礼いたしました。
 といっても、今はインターネットなんか見れませんよね。今日に限らず失礼なことを申し上げますが、ご容赦ください(もちろん、本当に知ってる人がいれば言いません。みなさん黙ってらっしゃるから)。また、仮にいらっしゃったとして、これからのご無事をお祈りいたします。
 
 で、まずは、田老の堤防。
「田老地区(旧田老町)の堤防は特に高く、その高さは10メートル、長さは2.4kmに及び、別名「田老万里の長城」として観光名所にもなっている。」Wikipedia。

 当ブログにて既報の通り、津波がこれを突破した、と。
 
 いや、私儀、突破ったって、ちょっと上すり抜けただけだろ、なんて思ったのも知らぬが仏。
 昨日の朝日新聞に航空写真入りで報道されてました。
 木っ端微塵。
 
 おまえばかだな、木っ端微塵という形容は破壊されただけじゃだめだよ、ばらばらの破片になって初めて使える形容だよ、
 
 ってそのとおり、ばんらばら。
 若い方は新聞なんて見ないのでしょうからいいますが、底辺3メートル以上あるコンクリートの堤防が何百メートルにも渡って吹き飛んでばらばらになり、破片は海面にいくつもの岩礁となって残っている。
 
 唖然、、、
 唖然じゃないだろ、人間が死んだんだぞ、って、いわれても、とにかくなにも残ってないし、、、
 ここまで書いただけで疲れてしまった。
 
 島の越付近の20メートル石門も吹き飛んでしまったんだろうか、、、
 
 さて、ためになるブログ。
 話題は変わりますが、地震でサッシの錠が折れ飛んだので新しい錠を東急ハンズに買いに行ったところ(地震後6時に店がしまってしまうので休日でないと買えない)、3時間持つ充電LED電球というのを売ってたので買ってしまいました。ソケットに付けとくと充電されるそうです。3900円。
 電池買うよりましかな、と。
 今後、気温のいい時期を過ぎて、夏の(冷房需要による)計画停電で、3時間ならちょうど良いかと。
 そのうち、もっと制度的に、使い勝手の良い商品が出るでしょうけどね。
 
 
 さて、以後は、趣味者の、役に立たない発言。
 
 朝日新聞に吉本隆明が、「さてこのような危急存亡の折、大事なのは社会か個人か」、みたいな話を書いていました。
 昔の思想家、もう出番はないのが悲しいですね。
 彼氏いわく、マルクスは、個人を選んだとかね。
 マルキストのおめでたさですね。
 
 思想と状況とはまったく異なるということに、気づく必要もないマルキストたち。われわれ、個人しか考えないアナーキストとは到達レベルが違うね。
 
 残念ながら、個人を貫徹するためには、社会をそう動かす必要があるんだ。
 わかるかしら、誰も彼もが勝手なことを言っている状況。「個人」一般なんてものは存在しない、ってことがどうしてわかんないかね。存在するのは、首相であり、銀行頭取であり、トヨタの社長なのだ。
 誰も彼もが同じ権力(など持たない)者なら吉本が何を言ってもいいのだが、誰も彼もが、かたや権力者で、かたやホームレスなんだぜ。いくら耄碌してたって、六本木と永田町と山谷を巡ればすぐわかんだろう。年寄りの散歩でも、ものの3時間もかからないぜ。まったく。ちったあ考えろよ。
 
 究極の時期であればこそ、アナーキストは革命時、ボルシェビキと共闘する。もちろん、その後、アナーキストは「個人としては」ボルシェビキにに負けて死ぬのだが。それがわかってたってやるしかないときはやるしかない。
 
    いいよね、思想家はおめでたくて。
 
         あ、やっぱ2つくらい話題が飛んだ。
 
 
 
コメント
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