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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

ダッチオーブン料理に舌鼓

2013-06-02 23:05:47 | Weblog


 【儀姉自慢の絶品タレによる焼きおにぎり、美味このうえなし】

 娘夫婦がテントを買ったのですが、キャンプへ行く前にテントを張る練習をしたいというので、芝生の庭のある義父母にお願いして、庭を借りることに。

 そうしたところ、「じゃ、親戚を集めて焼肉パーティをしよう」ということで盛り上がり、親子四世代、総勢11人が集まってにぎやかなパーティとなりました。


 【テント設営、上達のコツは慣れるしかない】

 テントの設営もまずはなんとか初めてにしては上々の出来でしたが、実は盲点なのは撤収の仕方です。

 テントを広げるときは説明書があるので、何気なくバッと広げて形になるのですが、いざ仕舞うときにどのようにテントやフライシートを畳んだらよいか、ということは案外どこにも書いていないのです。

 親切なテントメーカーだったら、袋がゆったりと大きめに作ってあって、ちょっとくらいルーズな畳み方でも納まるように考えてくれるのですが、メーカーによっては袋のサイズがかなりタイトな作りになっているものです。

 基本は、テント収納袋の幅を計ったうえで、畳む際にテントもフライも空気を抜きながらできるだけきつく巻き、最後はフライ生地でテントを包んで紐で縛る、ということです。

 一度やって見せて慣れていると、「なあんだ」ということでも、慣れないうちは訳が分からなくなるもの。

 そもそも最初のうちは、広げたテントは畳んで収納しなくてはいけない、ということにすら頭が回らないのです。
 
 あとは実践の中で、不満を感じたときに、それを解消する道具を買ったり、自らの工夫でなんとかするということに喜びを感じるようになると楽しくなるものです。

 孔子の論語には、「これを知るものはこれを好むものに如かず、これを好むものはこれを楽しむものに如かず」と言いました。

 これは、「あることを知っている、という(だけの)者は、これを好きだ、と思っているものにかなわない、またこれを好きだ、と思っている(程度の)者は、これを楽しむ者にかなわない」という意味。

 何かを上達させようと思うのだったら、それを楽しめるような境地になれるかどうかを考えながらやってみるのが良さそうです。

 そうなれそうだったら、どうぞ気のすむまでやった方が良い。後悔はやってみた後に存分にやられると良いのです。


   ◆   ◆   ◆


 さて、焼肉パーティの方には甥っ子がダッチオーブンを持参してきました。

 ダッチオーブンは鋳物の鍋で、炭火で下から熱を加えるだけでなく、蓋の上にも置くことで上下から熱を加えることのできる多用途鍋です。

 今日は、トリ一匹とまるごと野菜を敷き詰めて、上下の炭火でじっくりと40分近くも焼きます。


 トリは、クレイジースパイスと普通の塩を混ぜて外だけではなく中まで塗り込んだそうですが、野菜は味付けなしで皮もむかずにまるごと放り込んだだけ。

 30分を過ぎたら、特に火の通りにくいジャガイモやニンジンにときどき串を差してみて、火が通っているかどうかをチェックします。

 40分ほどで出来上がった料理は、遠赤外線が具材全体にしっかりと行き渡り、柔らかくかつ素材の味がしっかりと出てきます。

 トリはとっても柔らかくて絶品でした。これはキャンプの醍醐味と言えそうです。

 実はダッチオーブンは使った後の手入れが結構大変なのですが、その苦労もなんのその。美味い料理の前には全ての苦労が吹き飛びます。

 お世話になった義父母に感謝です。

 ああ、いよいよアウトドアの雰囲気になってきました。

コメント
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