北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

千客万来

2006-10-19 23:27:04 | Weblog
 日中は快晴で夜は雨。秋らしい天気と言えばそのとおりですが。

【お客様二件】
 静岡県の県議ご一行様が我が職場を訪ねてきて、まちナビについてお話をさせていただきました。いわゆる行政視察対応。県には現在新空港を建設中で、もうすぐ開港をすると海外からのお客様が増えると言うことにも期待が高まっているとのことです。

 私たちからは、外国人個人客のドライブ観光を支援するという我々の「まちナビ」やシーニックバイウェイについて説明をいたしました。

 外国人がレンタカーを借りるようになってきた、という説明には興味を示して、自分たちの県でどのような取り組みができるか、ということについて建設的な意見交換をすることができました。

 静岡空港が出来ると新千歳とは当然直行便が出来ることでしょう。掛川在任中にそれがあればもっと簡単に帰省も出来たのでしょうけれど、これからは静岡の人が北海道に来やすくなるという意味で、頑張って欲しいものです。

    *   *   *   * 

 卒論に「自転車を使ったまちづくり」をテーマとしたい、と言って掛川のスローライフNPOへ飛び込んできたという女子大生がいました。なかなか度胸のあるお嬢さんですが、その勢いで「札幌へ旅行をする機会があるので是非こままささんにお会いしたいのです」と人づてに申し出がありました。

 なだれ込み精神としては放ってはおけず、食事でもしながらと言うことで待ち合わせて会いました。彼女はフェリーで苫小牧まできて、そこから知人のいる恵庭まで自転車で移動してきたのだそうです。なかなかなちゃりんこ娘です。

 会話の中では懐かしい人たちの話がいろいろと出てきて楽しいひとときでした。私からはまちづくりや生涯学習の話を一通り話をしましたが、当然知識として知らないことも多く、「勉強になりました」と帰られました。

 私自身があの年齢で経験豊かな先輩から「まちづくりというのはねえ…」と教えてもらっていたらどうだったかなあ、と思いを巡らしてみるのですが、多分実感が伴わなかっただろうな、と思うばかりです。
 知識として知っていても、それを心の底から実感出来るようになるまでには多くの経験や自分自身の成長が必要になるのだと思います。

 しかし知らない土地で知らない人に会おうというマインドが良いですね。卒論が出来たら是非送ってくださいな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする