こんにちは、健康サポーターH&Sです。
都筑スポーツセンターの「いきいき健康リラックス」(50歳以上対象)で実習してきました。開始時刻が近づくと参加者の方々が体育室の入り口付近に集まってきました。「こんにちは。今日は実習に来ました。よろしくお願いします。」と挨拶すると、どの方も好意的な笑顔で挨拶を返して下さいました。
参加者とおしゃべりしながらふと気づきました。自分が高齢者と一緒にいるのを心地よく感じていること。
30歳代の頃、ある特別養護老人ホームのデイケアセンターでケアワーカーをしていました。レクリェーションの司会をしたり、歌のピアノ伴奏をしたり、食事やトイレの介助をしたりと、いろいろな経験ができて良かったですが、利用者との交流は苦手でした。一緒にいてたわいのないおしゃべりができない。「だいぶ寒くなってきましたね。」「今日の調子はいかがですか。」などと声をかけてもその後話が続いていきませんでした。急に不機嫌になる方や、私に血圧測定されるのを嫌う方への対応に困りました。当時の私には高齢者は得体の知れない存在でした。
今、介護予防体操に来て下さる方や朝のラジオ体操でご一緒する方とのおつき合いがあります。両親は紛れも無く高齢者になりました。私自身、歳をとってきました。こんな事情が近頃高齢者に親しみを持てるようになった要因かもしれません。
高齢になると誰でも筋力が衰え、1度や2度は何かの手術を受けた経験があって、膝や腰や肩などに痛みを抱えています。だからといって十把一絡げにするのは間違い。ひとりひとり異なる人生を歩んでこられている。若い頃のお話を伺うと実に多彩です。
今はかつての肩書きを失い「高齢者」とひとくくりにされたうちの1人になっている。それでもひとりひとり唯一のかけがえのない人です。
金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」という詩を思い出しました。
わたしが両手をひろげても
お空はちっともとべないが
とべる小鳥はわたしのように
地べたをはやくは走れない
わたしがからだをゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ
すずと小鳥とそれからわたし
みんなちがってみんないい
子どもたちにだけでなくその親にもそのまた親にも子どものいない人にも贈ってあげたいメッセージです。
都筑スポーツセンターの「いきいき健康リラックス」(50歳以上対象)で実習してきました。開始時刻が近づくと参加者の方々が体育室の入り口付近に集まってきました。「こんにちは。今日は実習に来ました。よろしくお願いします。」と挨拶すると、どの方も好意的な笑顔で挨拶を返して下さいました。
参加者とおしゃべりしながらふと気づきました。自分が高齢者と一緒にいるのを心地よく感じていること。
30歳代の頃、ある特別養護老人ホームのデイケアセンターでケアワーカーをしていました。レクリェーションの司会をしたり、歌のピアノ伴奏をしたり、食事やトイレの介助をしたりと、いろいろな経験ができて良かったですが、利用者との交流は苦手でした。一緒にいてたわいのないおしゃべりができない。「だいぶ寒くなってきましたね。」「今日の調子はいかがですか。」などと声をかけてもその後話が続いていきませんでした。急に不機嫌になる方や、私に血圧測定されるのを嫌う方への対応に困りました。当時の私には高齢者は得体の知れない存在でした。
今、介護予防体操に来て下さる方や朝のラジオ体操でご一緒する方とのおつき合いがあります。両親は紛れも無く高齢者になりました。私自身、歳をとってきました。こんな事情が近頃高齢者に親しみを持てるようになった要因かもしれません。
高齢になると誰でも筋力が衰え、1度や2度は何かの手術を受けた経験があって、膝や腰や肩などに痛みを抱えています。だからといって十把一絡げにするのは間違い。ひとりひとり異なる人生を歩んでこられている。若い頃のお話を伺うと実に多彩です。
今はかつての肩書きを失い「高齢者」とひとくくりにされたうちの1人になっている。それでもひとりひとり唯一のかけがえのない人です。
金子みすずの「わたしと小鳥とすずと」という詩を思い出しました。
わたしが両手をひろげても
お空はちっともとべないが
とべる小鳥はわたしのように
地べたをはやくは走れない
わたしがからだをゆすっても
きれいな音はでないけど
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんなうたは知らないよ
すずと小鳥とそれからわたし
みんなちがってみんないい
子どもたちにだけでなくその親にもそのまた親にも子どものいない人にも贈ってあげたいメッセージです。