ポーランド戦最後の10分間の西野戦術に賛否両論が渦巻いています。それぞれの言い分はもっともなのですが、私は他の方々とは違う観点から西野戦術に賛意を表します。
いさぎよくない、とか、おもしろくないと言っている方々に質問します。
「もし日本が勝っていて時間稼ぎをしたら、賛成ですか反対ですか」
私はこの質問を数人の方にしてみたところ、すべての方が「そりゃよくやることで、勝ってりゃ別の話だよ」。つまり勝っていたら文句はないというのです。だったら、
「勝っていた日本の西野戦術のどこが悪いの？」
というと、きょとんとします。
で、私が「いちばん大事な勝ち点上、日本は勝っていたじゃない」というと、不満そうな顔をして黙ってしまう人がほとんどでした。
さて、読者のみなさんは私の考えをどう思われますか？
林
トータル
予選開始前には、日本チームは多分、全敗すると思われていました。大ホームのロシアを除けばランキング上、最下位と評価されていました。選手の技術や闘志にだけ任せて試合をしていたら、とても予選の通過なんてできなかったと思います。そこで監督の戦略とか戦術がいかされるわけでしょうが、かろうじてであれ、予選突破を果たした西野監督にエールを送りたいと思います。まだ戦った選手たちは喜びを爆発させるところまでは素直に喜べないでしょうが、日本の国民の大半は一試合ごとに驚きを増し大きな喜びに浸っていることでしょう。ここで、「もうあんな大会は、いいや。」とばかりにうんざり気分の方もおられるでしょうが、それはそれで・・・。本戦でさらに勝ち上がっていけると本気で思っている人は多くはないでしょうが、結果がどうあれ、監督、コーチ、選手が帰国したら、大勢のファンたちが歓呼の声で出迎えることでしょう。
私はサッカーはあまり詳しくないですが
日本代表はかっこつけて決勝トーナメントに出られるほど強くないでしょ
コロンビア戦は早々に相手が1人退場したごっつあん勝利
第二戦のセネガル戦でも引き分けに終わっています
ポーランド戦の負けもランキングからいけば順当な結果です
たまたま勝ったコロンビア戦の勝利だけでかっこつけて勝てるなんて思ってはいけません
決勝トーナメントに確実に出ることを第1に考えれば西野監督の選択は妥当です
たまたま勝った結果に浮かれず実力を冷静に考えた上での判断だと思います
美学を追究したいなら話は別ですが
二兎を追えるほど日本代表は強くないと思います
そうですよね、決勝トーナメント進出するか否かで、帰国したチームの扱いは180度違うものになるでしょうね。
運も実力のうちとしましょう。
いいえ、コロンビア戦のPKと退場は運なんかではなく、立派に突破してシュートしたから起こったことだと私は思います。
西野監督はアトランタ五輪の時、守備的に戦い、ブラジルには勝利したもののグループリーグで敗退し、批判を浴びました。結果が伴わないと批判されることが骨身にしみているからこその戦略だったと思いますし、あの戦況が目まぐるしく変わる中、突破確率が高そうな選択があのパス回しだったのではないでしょうか。レギュレーションをしっかりと読みこんでいたので状況にすぐに対応できたわけですからが親が批判すべきことではないでしょう。
それに何より、戦前は三連敗予想で一番弱いと言われていたのがまさかの突破ですし、弱者には弱者の戦略があっても良いと思います。
ただ結果でああだこうだ言われるのは仕方ないのでベルギー戦次第でまた評価も変わるのではないでしょうか。
Jリーグが出来る前からワールドカップを見ていますので、日本がラウンド16に残っているだけでも嬉しいですし、良しにつけ、悪しきにつけ、注目を集めているのも感慨深いです。
ではまた！
用心棒さんの
＞戦前は三連敗予想で一番弱いと言われていたのがまさかの突破ですし、弱者には弱者の戦略があっても良いと思います。
その通りですね。弱いんです、日本は。
なのに予選リーグ突破！
帰国時に出迎えたいくらいです。
それと解任に反発していたハリルホジッチ元監督が、「みんなよくやった」とエールを送っていましたが、それにも「いいね」を送りたいと思います。