いつものように金曜の夜、泊まりに来た孫が 「トンボが飛んでいるよ!」
まさか? 暖冬とはいえ「大寒」の真っただ中、西日本にいたっては記録的な雪や寒さが続く。
日差しが暖かい窓から入ったか、あるいは洗濯物にでも紛れ込んで入ったのか トンボが一匹、部屋の中を悠々と飛んでいる。
指先にとまったトンボ、4、5センチはあろうか
建物の隙間などで成虫のまま越冬するオツネン(越年)トンボというらしい。
それにしても「大寒」に飛ぶトンボは見たことも聞いたこともない。
今どきは気象衛星の天気図を見てるから異常気象もそんなものかと思っているが、寒中にトンボが飛んだら昔の人はなんというだろう。
「吉兆か?」 あるいは「大凶作の前触れか?」
珍しい冬のトンボ、見つけてからもう五日、部屋に居続けている。
せっかくの「吉兆」のトンボ、飛んでいる間はいいが床にいるのが心配、踏まないように充分注意。