岩手の頑固親父

恵まれた自然、環境に暮す 老農のつぶやき、ぼやき

親孝行・・

2011-12-29 15:03:57 | いなか暮らし
 かって(?)親孝行ということばがあった。
 年の暮れは大掃除の季節
 「破けていないからまだ良いよ」と言う老いた母のために障子を張り替えてやった。
 「やっぱり、明るくて気持ちが良いよ」母は喜んでいる。
 古希にもならんとする息子が90歳の母のために障子を張り替えてやる。
 なんと美しい親子愛、親孝行・・・・・・が、しかし
 
 
今から110年ほど前の1900年(M30)の平均寿命が44歳、それから50年経て1950年(戦後のS25)にようやく60歳を越えた。
 いまや男女平均で80歳を越えて、2100年ごろには日本人の平均寿命が92歳にもなるという国連の予測もある。


 その頃になったら古希70歳の親孝行どころか90歳の息子が110歳の母の肩を揉むという孝行も夢ではないかもしれない。

 その頃には古希なんて、はなたれ小僧かもしれない。

 

コメント
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