どうやら誰も真正面から言ってないような気がするので(すでにどこかに記事があったらゴメンナサイ)、オレが言うぞ。
3.11大震災後、被災地の復興は一向に進まず、原発事故は先々の始末を見通せるどころか、汚染水をたれ流しながら、オリンピックなんぞと浮かれている場合か!!
一番おかしな話は、「復興五輪」というお題目だ。東京でやる運動会の大はしゃぎが、被災地の復興の何の役に立つんだ! よもや東京に引っ張り込んでくるためだけの歌い文句じゃあるまいな?
そう言う以上は、まさか7年後、被災地に仮設住宅は無いだろうな? 被災者も落ち着いた暮らしの中で運動会見物できるんだろうな? 汚染水の完全処理は当然として、土地の除染も終わり、廃炉に向かって着々と計画は実施されているんだろうな?
1000兆円の借金を抱え、40兆円程度の収入なのに100兆円近い金を毎年使いつつ、子供は減る大人は老いるのこの国に、運動会へつぎ込む金と人材と時間があるなら、どうしてそれを震災と原発事故の大課題に一挙に投入しないのだ!!(原発現場の作業員の待遇と安全は本当に大丈夫なのか?)
復興にも原発の始末にもようやく目処がつきました、ついては世界の皆様にご心配をいただいたお詫びとお礼方々、多少無理をしてでも東北の地にお客様をお招きして、一緒に運動会で盛り上がりましょう・・・・・・というのが、まともな筋の話だろう! いま東京の出る幕か!!
枕詞のごとく飛び出した「スポーツの力」とやらは、要するに「スポーツ」の話だ。たかだか一過性の集団ヒステリーのごとき興奮(最近はそれほどでもないか)が、「国難」というべき状況が続くこの国のどこに、どのように役に立つというのだ? いったいぜんたい、どこから出てくる自信なんだ?
選手が被災地の子供と遊んでいるのは結構な図だが、まさかその程度のことで「力」と言うのではあるまいな。その上「被災地に貢献」などと言おうものなら、仮設住宅のお年寄りが泣くぞ。
前の都知事の戯言のころは気にもとめなかったが、3.11以後は話が違う。オレは、東京にオリンピックが来ると決まった今でも、反対だ! 反対だ!!
時すでに遅しの悪態です。すみません。
いつも記事を拝見させていただいています。
ただ今回、これはちょっと違うのではないかと僭越ではありますが指摘させていただきます。
「1000兆円の借金を抱え、40兆円程度の収入なのに100兆円近い金を毎年使いつつ」
この部分です。
『財務省が国民をだます常套(じょうとう)手段が、「国の借金」なるもので、その残高が6月末時点で国民1人当たり792万円の借金を背負っていることになる、と発表している』
(三橋貴明氏のブログより)
1 国の借金ではなく政府の借金であること。
なので国民にとっては債権であること。
1 純債務(純負債)ではなく、粗債務で見ている(政府の金融資産を無視している)こと。
1 日本国債の90%以上は日本国民の貯蓄で賄われていること(ゆえに国債の暴落などありえない)。
などなど。
わたしも簿記程度の知識しかありませんでしたが少し調べてみたら「理屈」として分かりました。
http://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140530s.htm
南直哉老師には私はご本を通じてほんとうに救われている 実感があります なのでこの情報を知って頂きたく投稿しました。 日本のメディアには 日本破綻論をぶちまけ 海外にはその逆の論を述べる この卑劣な財務省のダブルスタンダードこそ糾弾されるべきではないでしょうか
華やかな生活やお祭りが開かれる一方で困窮に苦しむ人がいるのは、いつの世にも変わることがない現実です。
それで良いのか、という問いが東京オリンピックです。
珍しく直接的なお怒りを表明されているのを見かけてつい書き込みたくなりました。
100%共感します。
私も書いてますよ。
http://sencha77.blog.fc2.com/blog-entry-316.html
山形浩生さんなんかも文句つけてます。
http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20130909
日本を救うのは抜本的な少子化対策以外にありえないと思います。
http://sencha77.blog.fc2.com/blog-entry-288.html
他の方がかかれているように、国債は国民の負債ではありません。あまりに評価が落ちればデフォルトする可能性があり、そういう意味での危険はありますが。それを避けるために、日本のイメージを上げるプランがあることは、重要なファクターです。
私は南師の著作を読み、道元禅師の思想を知り感謝をしてますし、南師を尊敬しています。この先もどのように仏法を学んだとしても、出家されている方のようには理解はできないでしょう。「仏法僧」は私には、毎日の生活の中の光です。
経済にも経済の感覚があります。マクロな視点での判断も重要なのではないでしょうか。
「こんなことしてる場合か?」
あれだけ「次の巨大地震がまもなく来る!」とか扇情的に流していたマスコミが、オリンピック開催地の選考前には、ピタッと言わなくなったのには驚きました。
この前まで、「3.11前に公的機関がはじき出していた地震予測を過小評価していたのは、政府等の怠慢だ!」とか威勢のいい事をいっていたのは、どなた様でしたっけ。
・・・。
まあ、決まったからには、様々な事が改善されるようにならないといけませんね。
原発問題の収束・汚染水・除染等の国際公約は、国の信用にかけて果たすでしょうし、
大会中どんな地震が起きても、世界各国の選手や観戦・観光客に全く動揺を与えることなく、また滞りなくプログラムが進行されるほど、驚異的な社会システム・インフラになるだろうし、
仮設住宅等も、きっと選手村の豪華施設よりも快適になるだろうし、
政治利用されないオリンピックであっても、広島・長崎の原爆の慰霊に黙とうをささげてくれる世界の選手達が、メディアを通じて世界に訴えてくれるものだと期待しております。
あと7年という期間ですが、集団ヒステリーのごとくやっきになって、きっとやるでしょう。
やらないはずがありません。
(感情的なものになりまして、誠に申し訳ございません)
原発に限らず末端作業員の待遇が最悪?なことや弱い者がしわ寄せを受けることは今に始まったことではないばかりか、多くの弱者がしわ寄せを食らうことがまるで必要である!かのように ・・・ 今後もずっと続くことでしょうね。