くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「訪問者ぶたぶた」矢崎存美

2009-06-11 05:09:28 | ファンタジー
このシリーズは、ファンタジーですよね。
読むたびにぶたぶたさんの職業が違うのは、そういうことなんだと思うのですが。
今回は漫画家アシスタント、ホスト、鎌倉の民宿経営、お菓子メーカーの営業職、というところ。あ、「神様」もありました(笑)。
矢崎存美「訪問者ぶたぶた」(光文社文庫)です。シリーズ十冊め。全部持ってます。コミック版も。
というよりコミック版を先に目にしたのですね。まんが安武わたるです。赤木かん子のアンソロジーに入っていました。その前から評判は聞いていたので、「ぶたぶたの食卓」を買ったらおもしろかった。
で、いざ「ぶたぶた」シリーズを読もうと思っても、なかなか本屋にないのですよ、徳間デュアル文庫。丹念に探しまわって古本屋でやっと発見しました。「刑事ぶたぶた」「ぶたぶたの休日」も一緒に売っていました。わーい。

山崎ぶたぶた氏、バレーボールくらいの大きさのピンクのぶたのぬいぐるみです。でも、声は渋い中年男性。奥さんと娘がふたり。料理や掃除といった家事も得意です。
突然の雨に全身ずぶ濡れになったときは、しぼってもらえるとうれしいそうです。パソコンもやるみたい。
今回は書名が表すようにぶたぶたさんがあちこちを訪問する連作です。そして、たいてい豚肉料理を作ってくれます。豚汁とか。
思うにぶたぶたさんはぶただけどぶたじゃないんですね。そのことを示しているんじゃないかと。
今回わたし好みだったのは「ふたりの夜」です。
それにしても、読み終わって感じたのは、「光之さん、議員に立候補していいんじゃない?」ということです。
祭から数日あとのことが、いまひとつつかめずにいるのですが、みんなにはわかるの?


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1 コメント

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Unknown (ミリオン)
2024-09-07 12:13:15
こんにちは。
嬉しいです。頑張って下さい。今日の朝は、「虎に翼」の第23週を見ました。
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