くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

辞書に見るバレーボール4

2023-07-29 14:27:45 | コミック


📖⑩
「日本大百科全書」19 小学舘

このレシーブ、どう見ても川合さん。そして、セッターは米山さんと見た。とすると、背番号的にブロック眞鍋さんですよね。ソウル五輪メンバーかと。
 
説明も結構詳しかったのですが、写真に釘付けでした。奥付も撮ったけど、ぶれて発行年が読み取れない。1988かな?


📖⑪
「ポプラディア」⑧ ポプラ社 2002年

写真は大商大高校。「附属」時代ではないので、発行時期に近いものだと思います。
ユニフォーム変わってないと、こういうとき便利!(校名表記は変更されていますが) ……相手は岡谷工業かな。

ルールと歴史が中心ですね。「東洋の魔女」がこのスペースでも入る。



📖⑫
多分「ブリタニカ」。六人制と九人制を表で比較。

ここまでで分かっていただけるでしょうか。ほとんどの百科事典がソウル五輪で止まっていることを…。
比較的最近?の「ポプラディア」にも書いてないので、辞書の世界はルール変更周知されてないかと推察💧(わざと書かない?)

辞書に見るバレーボール3

2023-07-28 08:13:09 | コミック
📖⑥
では、学習辞典を。

三省堂国語辞典 第四版 1995

コートの中央にネットを高くはり、六人または九人ずつのふた組に分かれて、ボールを相手のコートに打ち入れる競技。

第七版の変更点 2014
「ネットを高く張り」と、一部が漢字に。

📖⑦
現代国語辞典 第二版 1993 も同表記。

📖⑧
例解新国語辞典(三省堂 1991)

①コートの中央にネットをはり、手でボールを地面に落とさないように打ちあって得点を競う競技。試合は一チーム六名で行なう。オリンピック種目の一つ。ほかに一チーム九名でするやりかたもある。略して「バレー」ともいう。
②①で使うボール。

📖⑨
岩波国語辞典 第三版 1979

「バレー」と「バレエ」が同語として同じ項にいるこの衝撃!  

あのボールは「大型」ではなく「大形」か。(そして、この辞書に「おおがた」の説明はない)

辞書に見るバレーボール2

2023-07-27 08:01:40 | コミック

📖④-1
「広辞苑」第一版 昭和30

運動競技の一。コート中央のネットを隔て、各九人(国際ルールでは六人)の二組が相対し、手でボールを打ち合う競技。ボールを落とすと失点。一ゲーム二一点、二ゲーム先取すれば勝。

☆さすがに古い。ルールが九人制メインとは! 21点までだったんですね……。

📖④-2
「広辞苑」第四版 1991

コートの中央のネットを隔てて二組が相対し、ボールを床面に落とさないように相手チームに打ち送る競技。六人制と九人制とがある。米国で始まる。

☆36年後の記載は、大分変わっております。(この間に三回も改版しているのはすごい……)

📖④-③(画像)
「広辞苑」第七版 2018

表記はほとんど変わらず。「米国」は「アメリカ合衆国」になっているけど。
「バレー」が見出し語になっていることから、そちらを一般的につかうと見なしていると思われる。

写真ぶれぶれで、ごめんなさい。



📖⑤
「日本語大事典」講談社 1989

球技の一つ。二チームが、ネット越しにボールを手で打ち合い、相手コートにボールを落として点数を競う。国際的には六人制だが九人制もある。

☆図入り。
アタッカーはなんと! 熊田さんだっ!

辞書に見る「バレーボール」1

2023-07-26 22:45:05 | コミック



📖①
「21世紀世界百科カロラマ」⑧
主婦と生活社 1979年

飯間浩明さんや神永曉さんの本を読んでいると、辞書を比べ読みしてみたくなる!
「バレーボール」比べてみます。まずはハンディな百科事典から。

四十年は前なので! 当然サイドアウト制です。ルールがメイン。
「ティーム」か……。

📖②
「世界大百科事典」平凡社 1972年

ほぼ一頁使っての解説。歴史(発祥、日本への紹介、五輪金)、ルール説明(九人制、六人制)。
写真は昭41年の関東大学リーグ!
ネット向こう側は中大? 胸元にCのマークあるような……。
二頁目には用語解説もあり。「オープン攻撃」とか「クイック・キル」とか。

📖③
「国民百科事典」11 平凡社 1978年

同じ平凡社刊とあって、「世界大百科事典」と配置は似ている。六人制中心。世界選手権やW杯のことも書いてあり、しかもカラー。六年でこんなに違うとは。
写真は日ソ戦。2にキャプテンマークついている。

バレーボール本 「少年まんが」

2023-06-12 05:47:25 | コミック
「ヒュドラブレイク」

竜泉学園のエース、「物理演算」の朧を主人公にした作品。「ハリガネサービス」の外伝です。
大会後「バレー部」と「同好会」が再び対立し、雨竜の監督解任騒ぎに……。
雨竜監督が提案する練習方法、YouTube向きだと思います(笑
コート上の詐欺師」雨竜監督、本編登場したときとVリーグの所属チームが違っていますが💧
(前回は富士をイメージするチーム名でしたが、今回は「アポロ製鉄」)
やはりまんがの世界でも、実業団チームの休部→移籍はあったということなんですかね……

「白い弾丸」

札幌を舞台にした破天荒なバレーまんが。
第23回春高北海道予選に登場した二人の中学生を軸に道立北山高校の躍進を描く。(ちなみに現実では四高が全国制覇してます)
強豪チーム「西海第一」のエースは「鬼嶋」さん(笑)

「ジョバレ 」 白井二三朗

男子バレー部のエースの筋肉を移植し、脅威のジャンプ力を身につけた少女が、強豪チームと対戦。
全く歯が立たず、リベンジを誓う。
実力はあるのに練習嫌いな部員や、女番長らが加入して……
いや、これ亡くなったエースが気の毒すぎて……。事故が新聞報道されるくらいの人気なのに、強豪高の内部推薦外されるとか💧
彼に恋心を抱いていたはずなのに、それでいいの? と問い詰めたくなるのは私だけですか?

アテネオリンピックとか大塚愛の「さくらんぼ」とか出てくる時期の作品です。

バレーボール本 技術書①

2023-06-03 05:26:48 | コミック
📚️「ライバルに差をつけろ! 自主練習シリーズ バレーボール」

高橋宏文監督の本なので、モデルは学芸大バレー部の荒井大雄くんOH、前田幸久くんL、峯川優心くんSです。
ストレッチ、トレーニング、パス、サーブ、ブロックの練習方法。
ラリーを味わい、プレーを楽しんでほしいとのことです✨

📚️「バレーボールのフィジカルトレーニング」

インカレ連覇早稲田大学で、実際に行われているトレーニング。モデルも平田くん、大塚くん、水町くん、伊藤くん、山田くんと豪華‼️
腰、膝、肩などの故障につながらないためのストレッチが丁寧に紹介されています。

2冊とも発売時は大学生だった選手が卒業して、現在はVリーグに加入しています。(まだ在学中の方もいる)
学生バレーは毎年メンバーが変わり、前年が強いと継続が難しいこともありますが、関東1部で戦い続けるのはすごい。
高橋先生は、私が学生のときに応援していた選手のひとり。当時からとてもかっこよかった。いい歳の取り方をされていると感じます。

バレーボール本 一般まんが①

2022-10-13 23:13:49 | コミック
「ビーチジャーニー」中馬孝博

「VSアゲイン」もそうだったけど、展開がスピーディでキャラクターが魅力的なんですよね。
ビーチ選手は、かなりトップでも赤字覚悟で活動しているとTVで見たことがありますが、そういう問題点なども描かれています。
ピザショップのパティオさんや、ビーチクイーンの朝花さん、リベロ出身のリリアなど、印象に残る選手たち。

帯の惹句が「アテナ&渚の世界の歩き方」「異国グルメ」とあるけど、バレーしか目に入らない私は出版ニーズに合っていないでしょうか……

戦術を知るコーチとめぐりあい、いよいよトップ選手へ! とわくわくするラストだけに、もっと読みたいーー!
パートナーの存在って、大きいですよね。そして、応援してくれる人たちも。
二人の旅はまだまだ続いていると、信じてます!

📚️「WHO I AM」冨澤浩気

パラアスリートの活躍を描く上下巻。
上巻にはボスニアのシッティングバレーボール選手サフェト・アリバシッチが描かれています。
12歳で地雷を踏み踵を失った彼は、ロンドンパラの金メダリスト。リオで連覇を目指す。
しかし、イランには246㎝のメヘルザードが……。

下巻は違うスポーツだったので買っていませんが、原作ドキュメンタリーもあるのでいつか読むつもり。

バレーボール本 「少女まんが」①

2022-10-09 19:38:48 | コミック
「放課後、恋した。」

兄から無理矢理バレー部のマネージャーにさせられた夏生。しかも、同じ一年生の久世渚を入部するようにと命じられる。
しかし、久世は中学時代の後悔から、バレーをやめようとしていた。
夏生の懸命さに心を開いた久世、アタッカーの桐生との恋模様を描く。全8巻。


「メンズライフ」渡辺あゆ

双子の弟結太と入れ替わって、高校の寮に入った美緒。
引っ込み思案の彼女は、同室の先輩とどう接したらいいのかわからなくて……。
先輩のバレーシーンがかっこいいよ☺️
媒体でそろえた。
六人ぎりぎりのバレー部、実はリベロの裕太は双子の姉美緒と入れ替わっている。
そのせいか一度も試合がない(笑)!
バレーシーンは、文化祭でコスプレしてストラックアウト。
でも、「彼氏がバレー部」「バレーかっこいい」って漫画増えてほしいので許す🏐


「JUMP! シッティングバレーボール物語」

事故で右足を失ったひなた。走り高跳びの選手だった彼女は夢を失い、失望の中で過ごしていました。
そんなときに出会ったシッティングバレーボール。
運動神経には自信があったのですが、身体の使い方に慣れず……

「ビバ!バレーボール」井出ちかえ

泣き虫だった千恵は、バレーの喜びを知り大きく成長していく。
広島のスーパーアタッカーや魔球を操る倉敷の友人、ソ連の主砲、更に少年院のチームとの対戦まで!
りぼんに連載されていたそうですが、驚くことに千恵は中学生なのですよ。

「ハイキュー!! クロニクル」

2022-10-07 05:55:11 | コミック
「ハイキュー!!クロニクル」
イラストたっぷり、座談会約90ページ。コラボマッチとのタイアップ(まんが&セリフ)、ジャンプの目次についてたコメントとか、盛りだくさんです。
ラストは、新山学園高等学校女子バレー部だ😂

・座談会には、白鳥沢のモデルである東北高校に取材にいったこと、その中には太志くんがいたことを編集さんが話してる。当時は忙しくて、古舘先生は気づいてなかったとのこと。

・J booksの編集佐藤さんが、強豪チーム出身でよく話を聞きに行ったと。えーっ、その強豪高の名前教えてー……

・「パワーバレーボール」を読んだ話も。鷲匠がセリンジャーの台詞を語る回にいかされている。

・編集佐藤さん、春高のオレンジコートに立ってる人じゃん!
「板の床より滑らなすぎて危ない」👀‼️
取材に同行すると、監督から選手の調子を聞ける! えー、取材先考えると東亜かなあ?(無責任発言)

・影山はユース合宿に行きますね。
「バレーボールはもっとおもしろいと証明しよう」という監督の台詞、月バレに取り上げられたと。
ユースの監督は本多先生。
メンバーは石川祐希、小野寺太志、高橋健太郎、大宅真樹といった現在の代表がそろう🎵

・バレーは見上げるスポーツなので、体育館天井の写真をよく撮影した。
東京体育館、大田、武蔵野総合。そして、墨田は描きやすいそうです。

・個性的な指導者たくさん出ていることから、古舘先生の教員主人公まんがも読んでみたいと思ったり。(妄想)

・連載中に眼科でジャンプを読む機会があって、「試合がこんなにずーっと続くのは、スポーツまんがあるあるだなー」と思ったけど、作者も読者に「後で説明するから、今は我慢して」と思ってたというエピソードは納得。
ローテ組むの大変だよね。

・北さんの設定「スタメンにいないキャプテン」。リアルでパッと思い出すのは、春高優勝したときの東北、長谷川朋彦さんだなー。

・西田くんの「エースの翔道」のための書き下ろしイラストと、スポーツイベントでの柳田さんとキャラコラボイラストも入ってた。

まんがいっぱい読みました

2021-02-28 11:25:46 | コミック
図書館で借りたまんが

1 原作/草水敏 漫画/恵三朗「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」(講談社)
医療まんが好きなんだなー、と思わされた作品。今はまだ3巻までなんですが、続き読みたい。ドラマ化もされましたよね。
偏屈な病理医岸のもとに押しかけた宮崎。臨床検査技師の森井一人しかいない状況で、自分の医師としての姿を見つめていきます。
データと観察をもとに病気を判定するためには、嘘や思い込みがあってはならない。判定の難しいケースが連続する中で、岸が出す結論は百%。
患者を診ない医師たちの、病気に対する思いが伝わってきます。

2 高瀬志帆「二月の勝者」(小学館)
塾の生徒たちはいよいよ本番の試験を前にして、気持ちが高まってきています。
そのとき保護者は……。
受験期には包丁が持ち出されるような事件もある、という先輩講師のセリフが怖い。
引きこもりらしい少年と黒木の関係、なぜ彼がフェニックスをやめて桜花にやってきたのかも語られます。
理不尽な父親のもとから脱出できた順に、ほっとしました。

3 椎名チカ「37.5℃の涙」(小学館)
病児保育園に勤める保育士、桃子。家族から省みられないまま成長したせいか、笑顔が苦手です。
発熱のために園を欠席した幼児のもとに保育士を派遣する「リトル・スノー」で、様々な親子とふれあい、成長していく姿が描かれます。
そんな彼女が、ある日自分と同じ名字の家に行ったところ……。

1月に読んだものです。本当はもう少し書くつもりだったのですが。