くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

読書週間!

2020-10-30 23:08:37 | 〈企画〉
今週と来週は、読書週間ですね。
いただいた筈のポスターが見つからず、淡々とやっています。
企画としては、いつものしおり配布。ハロウィン時期のを少ししか作っていなかったことに気づいて慌てたものの、ラミネーターが温まるまでに追加を用意するのは無理!
と思ったのですが、試しに目の前にあったスクラッチを切ってみたら、あれれ、意外といい感じ……。
あと、直にラミネートフイルムにシールを貼るのも、クリアな感じでいけます!
同僚からも好評でしたー。

最近読んだのは、「不登校は99%解決する」。再読です。読むと元気が出る。
あとは「コウノドリ」の最終巻とか「OL進化論」42とかですね。

「僕たちの部活動改革」神谷拓

2020-10-26 20:20:31 | YA・児童書
表紙のボールがMIKASAの古いタイプのバレーボールだ!(二十年くらい前のデザインですよ)
ってことで、バレー部がメインの部活小説(?)です。
神谷拓「僕たちの部活動改革」(かもがわ出版)。
中1の終わり、「俺」(大村タクヤ)たちバレー部メンバーは校長室に呼ばれて、廃部を告げられます。
顧問の先生が定年退職するうえ、部員が六人ぎりぎり。そのうち一人は受験目前だからと早めに引退を考えているらしい。練習場所も他の部活との兼ね合いがあって……。
そこで彼らが実行したのは、部活動を超えた「クラブチーム」としての組織。学校の体育館が使えない日は市立体育館を借りる。部費を集め、役割を決めて運営は自分たちが行う。学校とのつながりをマネジメントしてくれる顧問の先生を探す。
トレーニング方法を知るために体育の教科書を開いたり、ガイドラインを読み込んで練習計画を立てたり、自治活動を行います。
クラブチームの名前は、「南中男子バレー部・コブシーズ」。Jリーグのチーム名を参考に命名したんですが。

バレーだって、Vリーグでクラブチームありますよ……。「JTサンダーズ広島」とか「東レアローズ」とかさあ。企業名が駄目だっていうなら、「つくばサンガイア」とか「サフィルヴァ北海道」とかさあ。
……いいですよ、バレーは知名度少ないんでしょうよ。と、少しやさぐれる私なのでした。

新チーム発足後、校長が知り合いのスーパーマーケット店長を、部活の指導員にと連れてきます。
「大学までバレーをやっていた」、しかも「キャプテン」だった方だそうです。
スパルタ式の指導に疑問を感じ、どう関わってもらうべきなのか話し合うことに。

神谷さんはスポーツ科学が専門の大学教授! なんと宮城県の塩竃の中学でも実践研究をされたそうです。
活動を続けていくうちに問題が発生するのは、「場・環境」「組織・集団」「練習・試合」の場面。これを3つの積木に例えています。
ワークシートもついているので、それを使って考えてみるのもいいかも。
実際にできるかどうかは状況によるかもしれませんが、部活動の在り方を考えるきっかけとして使ってみてほしいです。

「ケーキ王子の名推理5」

2020-10-25 15:36:51 | YA・児童書
これ、読んじゃうんだよなあ。
前巻でイケメンの最上くんからアプリコットのケーキをプレゼントされて「告白」を受けた未羽。
なかなか自分の想いに気づかなかった彼が、このあとどうなるか気になっていました。
うーん、こういうラブコメって、付き合うまでのあれこれが楽しいと思うので、これから先の展開が心配だったのですよね。
いや、でも、楽しかったです。
漣に想いを寄せる社長令嬢葵さんのハロウィンパーティーに参加して……というエピソードが好きです。頬が緩む(笑)。
林檎飴の本来の食べ方、目から鱗でした。(本番ではカットして食べるそうです。確かに、果実に到達するまで時間かかるもんね)
阪神ファンの未羽の家族と野球観戦に行く場面と、具合悪くなった未羽を送っていく場面の最上くんも、初々しくてナイスですよー!

「体育のめし」綱島理友

2020-10-23 23:21:41 | 芸術・芸能・スポーツ
再読したくてたまらず、県図書館に借りにいきました!
スポーツ関連の施設を訪ねて、食事をレポートするスタイル。今の「サラめし」のような一冊です。
綱島理友「体育のめし」(同文書院)。
空手家の師範が「ビールとタバコしか口にしない」という回があったことを克明に覚えているのですが、その他にも女子プロレスラーのデビル雅美さん手作りのお弁当とか、長嶋監督と懇意の焼き鳥屋さんが差し入れるスープとか、アメフトのスター東海選手と奥様とか、Jリーグ審判やってる高校の先生とか、あー、覚えてる覚えてる! と、非常に懐かしく読みました。

バレーでは、今はなきNECブルーロケッツ雄誠寮。連載後に筆者、イラストレーター、担当全員が「一番旨かった」と評した食事なんですよ。
元寿司職人の伊東さんが、この日はチゲ鍋、ちらし寿司、茶碗蒸しを作ってくれています。(ちなみに朝は、かます、ソーセージ、鮭のおにぎり、みそ汁、新香、ナシ、牛乳)。
中には面倒くさがって果物の皮を剥いて種を取らないと食べない選手もいた、とか。
時期的には大竹さんが結婚して寮を出たあとみたいです。(出版は95年春)

もう一つ、バレーは出てないけど中央大学南平寮! 当時29もの運動部が入っていたので一日に七百食も出ていたそう。勿論、バレー部員もここに入ってます。
朝6:30から夜10:15までやっている食堂のある日のメニューは

朝 五目きんぴら、生卵、ご飯、みそ汁、納豆、おしんこ
昼 各定食から選択/唐揚げ定食、しょうが焼き定食、焼き肉定食、カレーライス、冷やし中華(ご飯付き)
夕 A定食/豚肉のリヨン風
B定食/鶏肉のきのこソース
+揚げ出し豆腐、モヤシナムル、ご飯、みそ汁

おいしそう!
25年くらい経っているけど、現在はどうなんでしょう。
この食堂であの選手もご飯を食べているのですかね!

続編として、各種目のユニフォームを取材した本もあったはず!(でも県図書館にはなかった……)

今月読んだ本?

2020-10-02 19:44:02 | 〈企画〉
娘の学校から読書アンケートがくる。保護者も記入。
Q 9月1ヶ月間に何冊本を読みましたか?
……え? 覚えてない。
読書日記をサボっていたのを反省。
確実なのは、加納朋子「二百十番館にようこそ!」、似鳥鶏「生まれつきの花」、草野かおる「激せまキッチンで激ウマごはん」、「僕は上手にしゃべれない」、「11番目の取引」といったところか。

半分手をつけているのが、「高校バスケは頭脳が9割」「風の王国」、北村薫さんの新刊、図書館レファレンスの本、川上和人「鳥肉以上鳥学未満」

郷内さんの本を読んだのは7月で、「高校バレーは頭脳が9割」は8月?
あれ? 炎上CMの本って9月? 
上橋菜穂子「水底の橋」と石川宏千花「私が少女型ロボットだった頃」は? 「これは経費で落ちません」の新しいのも読んだ……(記憶を模索)

「夜間中学へようこそ」と「名作転生」2冊も読んだかな。
とりあえず、10冊としておきました。

しかし、
Q あなたが本を読む理由は何ですか。
の、選択肢はどうかと思うのです。

友達、家族などから読書をすすめられたから。
仕事のため
知らないことが分かるから
テレビや映画を見て原作を読んでみようと思ったから
話題の本があったから

……。
普通の保護者の方って、そうなんですか?
いや、「習慣、趣味」と記入しといたけど。
当面、一言ずつとか写真になるかもしれないけど、日記復活しようと思います。