恩師菊田先生が、しらかし台中の校長として赴任したとき、スケートの上手な女の子がいるからその子のためにスケート部を作るとおっしゃってました。直接聞いたかどうかは覚えていませんが、その女の子こそが荒川静香さんであります。
だから、結構ジュニア時代から気にしていた選手なんです。この本も発売当初書店で立ち読みした記憶が。「乗り越える力」(講談社)。「十五歳の寺子屋」の一冊です。
荒川さんはモロゾフコーチと出会ったことで、自分らしいスケートを模索していきます。イナバウアーもその一つですが、三連続ジャンプの前に入れてはどうかと提案されて悩んだそう。「トゥーランドット」の曲調や演技構成を考えてそうすることを決めたというので、ついYouTubeでトリノの演技を見てしまいました。
う、美しいです。当時もテレビで何度か見たはずなんですが、こうやって自伝的な本を読んでから見直すとまた違う角度で見えてきますね。
オリンピックゲームは、楽しむためにある。だから、その場が楽しめるように充分に努力していくことが大切だと語った女子コーチの言葉や、それを受験も同じではないかと感じる荒川さんの考え方。特別扱いされるのが嫌で、「普通」でいたいと東北高校を選んだあたりもおもしろい。同じような立場の人がいれば、目立たないと思ったんですね。
試合前は調整もあることだし、学校を欠席してもよいと言われていたのですが、友達との交流を大切にしたいと参加。スポーツ推薦ではなく一般受験で、と荒川さんは非常に地に足のついた生活をされているようです。
落ち着いた素敵な考えだと思いました。
だから、結構ジュニア時代から気にしていた選手なんです。この本も発売当初書店で立ち読みした記憶が。「乗り越える力」(講談社)。「十五歳の寺子屋」の一冊です。
荒川さんはモロゾフコーチと出会ったことで、自分らしいスケートを模索していきます。イナバウアーもその一つですが、三連続ジャンプの前に入れてはどうかと提案されて悩んだそう。「トゥーランドット」の曲調や演技構成を考えてそうすることを決めたというので、ついYouTubeでトリノの演技を見てしまいました。
う、美しいです。当時もテレビで何度か見たはずなんですが、こうやって自伝的な本を読んでから見直すとまた違う角度で見えてきますね。
オリンピックゲームは、楽しむためにある。だから、その場が楽しめるように充分に努力していくことが大切だと語った女子コーチの言葉や、それを受験も同じではないかと感じる荒川さんの考え方。特別扱いされるのが嫌で、「普通」でいたいと東北高校を選んだあたりもおもしろい。同じような立場の人がいれば、目立たないと思ったんですね。
試合前は調整もあることだし、学校を欠席してもよいと言われていたのですが、友達との交流を大切にしたいと参加。スポーツ推薦ではなく一般受験で、と荒川さんは非常に地に足のついた生活をされているようです。
落ち着いた素敵な考えだと思いました。