くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「白銀の墟 玄の月」小野不由美

2019-12-10 21:52:51 | ファンタジー
 四冊一気に読みました。発売日に買っておきながら、読み始まるの遅かった……。
 小野不由美「白銀の墟 玄の月」(新潮文庫)。
 待ちに待った載国続編! 帰還した泰麒と李斎は、驍宗を取り戻すことができるのか? 偽王阿選との対立は?
 
 いやー、もう、続きが気になって。
 いちばん知りたかったのが、「驍宗はどこにいるのか」。
 同じく「十二国記」ファンの同僚と、「お供えがそうつながるとは!」「歌っている人がそうかと思ってたよ」と語り合ってしまいました。
 何と言っても、残り百ページしかないのに、まだまだピンチで大丈夫なのかが、本当に心配だった……。
 しかも、四冊目の表紙カバー阿選なんですよ?
 
 好きな場面は、羅喉(ちょっと字が違いますが、携帯では出てこない)を得るところ。
 衝撃的だったのは、恵棟の木札が破られていたところです。鳩怖い。
 登場人物多すぎて、「あれ? この人誰? いつ出てきた?」と思うことも。
 でも、世界観がしっかりしているので、ついていけます! 宗教とか山岳とか地形も、細かく設定されていますよね。
 待った甲斐がありました。
 更にシリーズ続編待っています。
 ちなみに、好きなキャラは項梁。

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