2009年読んだ本のベスト10です。
1 「お母さんは勉強を教えないで」三尾美保子
2 「獣の奏者」上橋菜穂子
3 「京大芸人」菅浩文
4 「英雄の書」宮部みゆき
5 「偽書『東日流外三郡誌』事件」斉藤光政
6 「甲子園への遺言」門田将隆
7 「黒百合」多島斗志之
8 「空をつかむまで」関口尚
9 「消える人たち」斉藤弘
10 「百瀬、こっちをむいて。」中井永一
大急ぎで一月からの日記を読み直しました。その結果がこれ。しかし、初期に比べて最近どんどん文章が長くなっていますね……。何故かしら。
やっぱり、「獣の奏者」の魅力はすばらしいな、と武本糸会さんの漫画を読みながら思い返したわけです。しかも、これに「探求編」と「完結編」のエピソードが重なってきてしまい、何度も泣きそうになってしまいました。やっぱり、物語は続いているのですね。
で、それよりも上位につけたのは、三尾塾を運営する先生の本。勉強ってなんだろう、と深く考えさせられ、その真摯な思いに打たれました。わたしも「お母さん」としても子供たちの勉強をサポートしないと。
それから、やっぱり学習が絡んできますねー。「京大芸人」。この本のいいところは、主人公たちのことを知らなくともおもしろいこと。同僚に貸したら、「この人たち、どんな活動してるのか見てみたいー」と言われました。
あとは、今年読んだ本を系統立てて見ていくと、わりと関連のある作品を読んでいることもわかりました。「偽書」のテーマは「英雄の書」と通ずるものがあるし、「発掘捏造」も俎上に上っています。やっぱり次は「岩宿の発見」を読むべきなのか……。
「甲子園」では、教育にかける熱意に感銘をうけました。
さて、年末になって、非常にショッキングなニュースが飛び込んできましたね……。「黒百合」のような傑作を、もうわたしたちは読めないのでしょうか。多島さん、もっと物語を紡いでほしいというのは、読者のわがままかも知れません。でもファンの一人としてたいへん残念です。多島さんの本はもっといろいろな人に読んでほしい。
今年は小説が結構おもしろかったですね。わたしは年間ベストを選ぶとフィクション以外が上位に入ることが多いのですが、さわやかな青春小説も、じんわりと怖さが浮き上がる物語も、とてもよかった。力を感じました。
今年の目標は、「毎日更新」だったのです。来年はもう少しマイペースになるかもしれません。
たくさんの方に来ていただいて、本当にうれしい一年でした。コメント、トラックバック等、とっても励みになっています。
ほとんど携帯しか使えないので、固有名詞の漢字が出てこないことなどもあり、読書ランキングにも参加できないのでたいへん地味に活動しているので。
今年読んだ本は、250冊余り(漫画・絵本・実用書除く)。
では、よいお年をお迎えくださいませ。
1 「お母さんは勉強を教えないで」三尾美保子
2 「獣の奏者」上橋菜穂子
3 「京大芸人」菅浩文
4 「英雄の書」宮部みゆき
5 「偽書『東日流外三郡誌』事件」斉藤光政
6 「甲子園への遺言」門田将隆
7 「黒百合」多島斗志之
8 「空をつかむまで」関口尚
9 「消える人たち」斉藤弘
10 「百瀬、こっちをむいて。」中井永一
大急ぎで一月からの日記を読み直しました。その結果がこれ。しかし、初期に比べて最近どんどん文章が長くなっていますね……。何故かしら。
やっぱり、「獣の奏者」の魅力はすばらしいな、と武本糸会さんの漫画を読みながら思い返したわけです。しかも、これに「探求編」と「完結編」のエピソードが重なってきてしまい、何度も泣きそうになってしまいました。やっぱり、物語は続いているのですね。
で、それよりも上位につけたのは、三尾塾を運営する先生の本。勉強ってなんだろう、と深く考えさせられ、その真摯な思いに打たれました。わたしも「お母さん」としても子供たちの勉強をサポートしないと。
それから、やっぱり学習が絡んできますねー。「京大芸人」。この本のいいところは、主人公たちのことを知らなくともおもしろいこと。同僚に貸したら、「この人たち、どんな活動してるのか見てみたいー」と言われました。
あとは、今年読んだ本を系統立てて見ていくと、わりと関連のある作品を読んでいることもわかりました。「偽書」のテーマは「英雄の書」と通ずるものがあるし、「発掘捏造」も俎上に上っています。やっぱり次は「岩宿の発見」を読むべきなのか……。
「甲子園」では、教育にかける熱意に感銘をうけました。
さて、年末になって、非常にショッキングなニュースが飛び込んできましたね……。「黒百合」のような傑作を、もうわたしたちは読めないのでしょうか。多島さん、もっと物語を紡いでほしいというのは、読者のわがままかも知れません。でもファンの一人としてたいへん残念です。多島さんの本はもっといろいろな人に読んでほしい。
今年は小説が結構おもしろかったですね。わたしは年間ベストを選ぶとフィクション以外が上位に入ることが多いのですが、さわやかな青春小説も、じんわりと怖さが浮き上がる物語も、とてもよかった。力を感じました。
今年の目標は、「毎日更新」だったのです。来年はもう少しマイペースになるかもしれません。
たくさんの方に来ていただいて、本当にうれしい一年でした。コメント、トラックバック等、とっても励みになっています。
ほとんど携帯しか使えないので、固有名詞の漢字が出てこないことなどもあり、読書ランキングにも参加できないのでたいへん地味に活動しているので。
今年読んだ本は、250冊余り(漫画・絵本・実用書除く)。
では、よいお年をお迎えくださいませ。