授業で創作活動を取り入れようかなーと思って借りてみたんですが。
いや、全く毛色が違いました。「小さな物語のつくり方」(樹立社)。「ショートショート創作技術塾・星派道場」という副題。
まあ、星新一ならわたしも好きなので、その唯一のお弟子さんならと読みはじめたのですが。
すみません、江坂さんとは笑いのツボが違うようです。読んでも読んでも、すっきりしない。ついには、お手本として収録されているショートショートを中心に読むようになってしまったんですが、これも、なんだか好みでないというか……。
中盤は悪くないのに、オチが肩すかしでがっかり、という作品あり。さらに、オチの重要性を語っているのに、なにがおもしろいのかまったくわからないものあり。わたしの読解力が足りないの?
「直面する問題」と「みんなガラス玉」「ベル」は理解できたし、結構楽しく読みましたが、「河馬に塩」が本当にわからなくて。この本を読んだほかの方には分かるのでしょうか。何らかの補助知識が必要なのですか? 三回読み直したけど、まるでわからない。
こんな話です。
テントコロ博士は弟子のカモ君とネギ君に、河馬を生け捕りにする方法を思いついたと言います。河馬は塩を好むので、沼の縁にまいておく。その塩をなめているところをつかまえる。「河馬も当然、油断をしておるだろう。どうかな」
やってきた河馬は「球状のもの」を抱えており、落ちていた木の枝でそれを割ります。スイカ割りですね。河馬は、まいてある塩をちょっとつまんで振り掛け、おいしそうに食べ始める。最後、引用します。
テントコロ博士は頭を抱え込みながらも、ネギ君とカモ君にこう言われた。
(一行あけ)
「河馬は今、油断をしておる」
「マヌケ落ち」だという話ですが、おもしろいの? 非常に悩みます。
いや、全く毛色が違いました。「小さな物語のつくり方」(樹立社)。「ショートショート創作技術塾・星派道場」という副題。
まあ、星新一ならわたしも好きなので、その唯一のお弟子さんならと読みはじめたのですが。
すみません、江坂さんとは笑いのツボが違うようです。読んでも読んでも、すっきりしない。ついには、お手本として収録されているショートショートを中心に読むようになってしまったんですが、これも、なんだか好みでないというか……。
中盤は悪くないのに、オチが肩すかしでがっかり、という作品あり。さらに、オチの重要性を語っているのに、なにがおもしろいのかまったくわからないものあり。わたしの読解力が足りないの?
「直面する問題」と「みんなガラス玉」「ベル」は理解できたし、結構楽しく読みましたが、「河馬に塩」が本当にわからなくて。この本を読んだほかの方には分かるのでしょうか。何らかの補助知識が必要なのですか? 三回読み直したけど、まるでわからない。
こんな話です。
テントコロ博士は弟子のカモ君とネギ君に、河馬を生け捕りにする方法を思いついたと言います。河馬は塩を好むので、沼の縁にまいておく。その塩をなめているところをつかまえる。「河馬も当然、油断をしておるだろう。どうかな」
やってきた河馬は「球状のもの」を抱えており、落ちていた木の枝でそれを割ります。スイカ割りですね。河馬は、まいてある塩をちょっとつまんで振り掛け、おいしそうに食べ始める。最後、引用します。
テントコロ博士は頭を抱え込みながらも、ネギ君とカモ君にこう言われた。
(一行あけ)
「河馬は今、油断をしておる」
「マヌケ落ち」だという話ですが、おもしろいの? 非常に悩みます。