擬態。科学の本で特に興味深いコーナーであります。世の中、いろいろなものが擬態している、蝶やら虫やら。中でも気になるのは、シャクトリムシ。新開孝「どこにいるの? シャクトリムシ」(ポプラ社)は、彼らのそんな擬態の様子を紹介した写真絵本です。
木の枝のふりをするシャクトリムシを枝と間違えて渡るダンゴムシ。体の上を通過されても動きません。
いろいろな種類のシャクトリムシがいるようですが、幼虫と成虫の色は違うようです。どんな蛾になるのかと娘と想像しながら読んだのですが。
幼虫のとき緑でも、おとなになるとまだら模様になるのかー! 衝撃的。てっきりこの緑色が1の幼虫が成長したものだと思ったのに! (キオビゴマダラエダシャクというらしいです) 正解は2番のヨツモンマエジロアオシャクだって。これ、どこがムシなのかよくわからない。擬態しすぎているのでしょうか。
娘には非常に好評でした。どの部分がムシでどの部分が本当の枝なのかを見分けるのが楽しかったようです。
この絵本を読んだ日、テレビでツノゼミの擬態をテーマに放映があり、楽しく視聴しました。
昆虫の擬態は身を守るためにあるという実例として、何点かあげられていたのですが、水滴にまで擬態する昆虫がいるとは!
テレビカメラを通すと、動きがおもしろいですね。静と動のコントラストが。
でも、絵本を作るにはそのシャッターチャンスを待ち構えることが必要ですよね。こんな場面、よく撮れたなーと感心しきりです。木の芽にそっくりなシャクトリムシ、よくぞ見かけた、とわたしなどは思うのですが、自然を観察しているとこんなに題材がころころみつかるのでしょうか。
なんとなく、いろいろなものを見過ごしにしているような気がしてきました。わたしは雑木林のある家で育ったのですが、知識としては知っていても擬態を目にしたという意識はないので、やっぱり、ものごとにきちんと目を向けるのは大事だと思ったわけです。
木の枝のふりをするシャクトリムシを枝と間違えて渡るダンゴムシ。体の上を通過されても動きません。
いろいろな種類のシャクトリムシがいるようですが、幼虫と成虫の色は違うようです。どんな蛾になるのかと娘と想像しながら読んだのですが。
幼虫のとき緑でも、おとなになるとまだら模様になるのかー! 衝撃的。てっきりこの緑色が1の幼虫が成長したものだと思ったのに! (キオビゴマダラエダシャクというらしいです) 正解は2番のヨツモンマエジロアオシャクだって。これ、どこがムシなのかよくわからない。擬態しすぎているのでしょうか。
娘には非常に好評でした。どの部分がムシでどの部分が本当の枝なのかを見分けるのが楽しかったようです。
この絵本を読んだ日、テレビでツノゼミの擬態をテーマに放映があり、楽しく視聴しました。
昆虫の擬態は身を守るためにあるという実例として、何点かあげられていたのですが、水滴にまで擬態する昆虫がいるとは!
テレビカメラを通すと、動きがおもしろいですね。静と動のコントラストが。
でも、絵本を作るにはそのシャッターチャンスを待ち構えることが必要ですよね。こんな場面、よく撮れたなーと感心しきりです。木の芽にそっくりなシャクトリムシ、よくぞ見かけた、とわたしなどは思うのですが、自然を観察しているとこんなに題材がころころみつかるのでしょうか。
なんとなく、いろいろなものを見過ごしにしているような気がしてきました。わたしは雑木林のある家で育ったのですが、知識としては知っていても擬態を目にしたという意識はないので、やっぱり、ものごとにきちんと目を向けるのは大事だと思ったわけです。