くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ここはボツコニアン」5 ファイナル

2015-11-02 20:43:52 | ファンタジー
 最終巻です。「ここはボツコニアン」(集英社)。
 宮部さんが後半でこんなことを書かれていました。

  「テレビゲームをプレイしたことはないけど、『ボツコニアン』は読んでるよ」という奇特な方がおられましたら、深くお礼とお詫びを申し上げます。

 ああ、それわたしです。テレビゲームはしたことないです。わたしのゲーム体験は、「ゲームウォッチ」の「マンホール」で止まっています。ぐーっとはまって飽きるの早いのですね。ゲームは小学生でやめたため、その後発売されたテレビゲームとは無縁です。
 でも、宮部さんだからと最後まで読みました。そりゃ、わからないところも結構ありましたよ。内輪なら伝わることってあるんだろうなあ、と思いながら。
 今回はトリセツとか「門番」の意味とか、やっと出たパレちゃんとか、羊の秘書の秘密とか、解き明かされて良かった。
 宮部さんは、先ほどの「テレビゲームを~」のくだりのあたりで、印象に残る「ラスボス」戦アンケートをしようとしていますが、この意味は、あんまりラスボスについて覚えていないことが多いということでした。
 そういわれてみると、案外自分も読み終わった本の内容を全部覚えていないような気になるから不思議です……。
 わたし、このところ忙しくて、この本の感想を書く余裕がないまま一週間経ってしまいました。とりあえず、明日返却しないと……。

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