実家でやぎを飼っていたため、二十数年、やぎのミルクを飲んでいました。
こういうと、「ハイジ」みたい! とおっしゃる方がいますが……ちょっと生臭いです。(もちろん、煮沸しないと飲めません)
しかも、やぎは乱暴。鎖でつないでいるのが、ぐるぐる巻きになっていたので助けようとしても頭突きしてきます。
小やぎはかわいいですけどね。すばしっこくて捕まえられませんでした。
市川朔久子「小やぎのかんむり」(講談社)。
先日本屋で見たとき買えば良かった……。(その後見かけないので借りました)
私立女子高校に通う「わたし」(夏芽)は、両親の軋轢からサマーキャンプに行くことにします。
だけど、受入先は普通の田舎で、しかもお寺。
さらに、このキャンプに申し込んだのは夏芽ひとり。そして、母親に置き去りにされたと思われる子ども(雷太)が現れ……。
カラオケ好きな住職、その孫でキャンプの世話役美鈴さん、修行中の穂村さん。あまりにも草が伸び放題のため、檀家のアイデアでやぎを連れてきてはどうかと言われます。孫の葉介が生物部で、夏休みに預かっているからと。
やってきたやぎの「後藤さん」を、雷太は非常に気に入ります。
雷太も、親の虐待によりつらい思いをしてきた子でした。
これから先の未来は、全部自分が選びとってつないでいくのだと語る住職の言葉がしみました。
「許してやれ」という無駄な外野に惑わされるなというのも痛快!
親子のかかわり、見つめ直すきっかけになるように思います。
こういうと、「ハイジ」みたい! とおっしゃる方がいますが……ちょっと生臭いです。(もちろん、煮沸しないと飲めません)
しかも、やぎは乱暴。鎖でつないでいるのが、ぐるぐる巻きになっていたので助けようとしても頭突きしてきます。
小やぎはかわいいですけどね。すばしっこくて捕まえられませんでした。
市川朔久子「小やぎのかんむり」(講談社)。
先日本屋で見たとき買えば良かった……。(その後見かけないので借りました)
私立女子高校に通う「わたし」(夏芽)は、両親の軋轢からサマーキャンプに行くことにします。
だけど、受入先は普通の田舎で、しかもお寺。
さらに、このキャンプに申し込んだのは夏芽ひとり。そして、母親に置き去りにされたと思われる子ども(雷太)が現れ……。
カラオケ好きな住職、その孫でキャンプの世話役美鈴さん、修行中の穂村さん。あまりにも草が伸び放題のため、檀家のアイデアでやぎを連れてきてはどうかと言われます。孫の葉介が生物部で、夏休みに預かっているからと。
やってきたやぎの「後藤さん」を、雷太は非常に気に入ります。
雷太も、親の虐待によりつらい思いをしてきた子でした。
これから先の未来は、全部自分が選びとってつないでいくのだと語る住職の言葉がしみました。
「許してやれ」という無駄な外野に惑わされるなというのも痛快!
親子のかかわり、見つめ直すきっかけになるように思います。