くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

アタックライン

2023-08-18 10:28:46 | YA・児童書
全3巻
①全日本女子が中国と対戦したビデオを繰り返して見ていた美桜は、自分の通う小学校で活動するバレーチームがあることを知り入部。
しかし、ローテーションなしの小学生ルールでは、身長がない場合はレシーバーになることが多いと聞き、特訓することに。
どうすればパスが上手くできる?
弟に手伝ってもらいながら、直上パスやヘディングを練習し、始めたばかりなのにフローターサーブもマスター。

こういう刺激になってくれる部員が入るといいよね。
ちなみに美桜が応援しているのは、中国のエースよりも20㎝低いのに諦めない「石川選手」だそうですよ☀️

②練習試合に臨んだものの、緊張で全員が思ったようなプレーができず。
練習ではパワフルなスパイクを打つ大河までが、まるで力を出せない。
ママさんバレーチームにも惨敗するなかで、美桜が気づいたこととは……!
常にバレーに前向きな姿が素敵だと思います。強くなれー!
小柄といわれる石川選手だって、大河と同じ身長! と気づく場面が面白かった☺️
大河くん171㎝。6年生でそのくらいあるのはかなり大きいよね。

③小学生バレーの地区大会。1勝すれば県大会に出られるのに、最初の相手は全国レベル。しかも、自分たちのチームから出て行った選手がいて、仲間たちの思いが乱れます。
声が出せていない様子を心配したコーチが、話し合うように言ってくれる。
ミーティングでお互いに話し合うことで、お互いのことを理解できるようになるチームメイト。
越えられないと思っていた見えないラインを、美桜たちは克服できるのか?
弟の一志くんがめちゃいい奴!
背が低くともヒーローインタビューできる選手(競技人口も)増やしてほしい。
楽しいシリーズでした🏐