草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

「東電の全面撤退」は菅直人の誤解であることが判明!

2012年06月26日 | 災害

 菅直人を英雄に仕立て上げようとした策略も、あっけなく潰えた。国会の事故調査委員会に続いて、政府の事故調査・検証委員会も、菅の誤解であったと断定するようだ。福島第一原発からの東電の全面撤退を阻止したかのような記事を、なぜか朝日新聞が書き、それによって菅は、一時英雄にされかかったのである。しかし、化けの皮はすぐに剥がれるものである。今朝の毎日新聞によると、7月23日に公表される最終報告書で、政府事故調は「東電は撤退を検討せず菅氏らの誤解と結論付ける方針を固めた」という。昨年3月14日深夜、2号機に注水できない状態が続いた。このため、吉田昌郎所長は最悪の事態を想定し、一時は退避も検討したが、15日午前1時からは注水ができるようになり、その必要性はなくなっていたからだ。注目すべきは、吉田所長は一言も「退避」を口にしていないことだ。あくまでも検討したに過ぎないのである。嘘とペテンが民主党政治である。黒を白と平気で言うのである。消費税増税と社会保障の一体改革法案をめぐる民主党内の内紛劇も、野田佳彦首相が腰砕けになる可能性があり、分裂するかどうかは微妙だ。何事も決められず、責任転嫁しかできない民主党政権。それがこのまま続けば、迷惑するのは国民である。もはやここまでくれば、解散・総選挙を求めて、今こそ私たちが立ち上がるべきなのである。


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国民をペテンにかけた民主党は野に下るべきだ!

2012年06月25日 | 政局

 自民党を支持するというよりも、私は国民をペテンにかけた民主党が許せない。だからこそ、先の総選挙では、負けるのを承知で、私自身がマイクを握って、会津の自民党公認候補を応援した。相手は民主党の長老の渡部恒三であったが、マニフェストがでたらめであるのを批判し、ポスティングまで行った。しかし、それは無駄な抵抗であった。マスコミはこぞって、民主党に肩入れしたからである。その結果、多くの国民が民主党に票を投じた。子供手当や高速道路の無料化などを、実際にやってくれると思ったのである。今になって、民主党政権が消費税増税を持ち出すのは、とんでもない背信行為である。野田佳彦首相自身も、あれだけ増税しないと言っていたのに、平気で前言を翻すというのは、国民を馬鹿にするにもほどがある。自民党を始めとする野党は、デタラメな民主党政治を止めさせるために、タイミングを見て、内閣不信任案を出すべきだろう。自民党は共産党や社民党とも手を組むべきだ。民主党政権が誕生したことで、日米関係がこじれ、原発事故対応では後手に回り、挙句の果てに、マニフェスト違反である。私は自民党の不甲斐なさを知らないわけではない。韓国に対する土下座外交も、元はと言えば自民党のせいである。しかし、それでも民主党よりはましだ。そして、デフレ下にあって、増税をしようとする目論見をたたきつぶすためには、政党を超えて政治家が結束すべきなのである。

 
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新潟沖の油田など海洋国家日本のポテンシャルは絶大だ!

2012年06月25日 | 科学技術

 海洋国家日本のポテンシャルは、想像に絶するものがあるようだ。とくに最近になって脚光を浴びているのは、新潟県沖の油田やガス田の開発である。読売新聞によると、経済産業省は来年4月から試掘に着手し、3年間をかけて埋蔵量を調べることにしている。すでに3次元物理探査船の調査によって、JR山手線の約2倍の約135平方キロに及ぶ範囲で、石油やガスの埋蔵の可能性があるとのデータを得ている。2017年からは商業化を目指すとしており、自民党が主張しているような国土強靭化とともに、一大プロジェクトとして、国を挙げて取り組むべきだろう。1991年にバブルが崩壊してからの日本は、経済が停滞したばかりでなく、国民の心も荒んでしまった。真っ暗闇のトンネルを抜け出せないでいるのだ。それに輪をかけたのが小泉構造改革であり、民主党政権の誕生であった。やるせない気持ちが国民に蔓延している。それだけに、新潟県沖の油田やガス田は、日本の未来に光明をもたらす朗報である。原発にこだわらなくても、長期的にみれば、日本を取り巻く海が、日本を蘇らせるのである。海洋国家であることの利点が、日本の成長力に結び付くのだ。いつまでも真っ暗闇のトンネルが続くわけもなく、これから失われた歳月を取り戻せばいいのだ。そのためにも、まずは解散・総選挙によって、政治を安定させることが大事なのである。

 
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脱原発派にまで罵倒される野田首相は四面楚歌状態だ!

2012年06月24日 | 政局

 私は保守民族派であるが、一貫して脱原発を主張してきた。そして、菅直人らによる原発事故対応を批判してきた。保守民族派といえども、日の丸を掲げて脱原発のデモを行っている人たちもおり、サヨクの運動と単純に決めつけるべきではない。ここにきて、脱原発派が野田政権打倒を叫ぶようになったことは、大いに歓迎したい。その一線をなかなか越えられず、野田佳彦首相が民主党だということで、ためらう気持ちがあったからだ。その呪縛から解放されて、首相官邸を取り囲んだことは、一歩前進であると思う。自民党と同等か、それ以上に原発を推進をしたのは民主党だ。だからこそ、温暖化対策を国際公約にしたのではないか。プルサーマルを受け入れた福島県知事の佐藤雄平も、元は民主党の参議院議員で、電力労連の応援で国会議員となり、そこを足がかりにして、県知事に当選した。ようやく脱原発派が野田政権打倒に立ち上がったのであれば、私たち同様に解散・総選挙を主張すべきではないか。さらに、イデオロギーを振り回すのではなく、東日本で被曝してしまった人たちに、一体何ができるかを考えるべきだ。今なお福島県東部には多くの人たちが放置されている。国民の怒りは切実であり、原発についての民主党の二枚舌を、国民はもう許さないのである。東京電力のせいにして逃げ回ってきたのに、最終的には原子力村の言いなりだ。国民のことなどどうでもいいのだろう。

 
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断末魔の民主党政権を支えようと必死なNHKを嗤う!

2012年06月24日 | マスコミ評

 権力者からの覚えがめでたくなくては、やっていけないのがNHKなのだろうが、民主党政権をヨイショするのは、あまりにも露骨である。今朝のニュースでは、民主党執行部が「党の分裂回避を模索している」として、消費税増税法案の採決を遅らせる動きが出てきたことを、大々的に報道している。このままでは解散・総選挙に追い込まれかねないので、それよりは党内融和ということなのだろう。しかし、今さらそんなことでお茶を濁そうとしても、無駄な抵抗でしかない。26日以降にずれ込む事態になれば、野田首相はまたまた嘘をついたことになり、一度ならずも二度までも先送りすれば、決められない政治を、なおさら国民に印象付けるだけだ。民主党内は修復が難しいのであり、これまで一緒にやってきたのが不思議なのである。もはや野田首相は突っ込むしかないのである。NHKが慌てているのは、造反者が相次いで、民主党内が混乱しているからだろう。腰砕けということになれば、自民党が内閣不信任案を提出するのは必至だ。統治能力なき民主党政権によって、日本はかつてない危機を招いてしまった。かつての自民党がベストであったとは思わないが、民主党はあまりにもデタラメであった。そんな政党でも政権の座に就けたのは、NHKを始めとするマスコミの後押しがあったからだ。その懲りない面々が、この場に及んでも、民主党政権を支えようと必死なのである。


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消費税増税と原発推進の野田首相を支持する菅直人の二枚舌!

2012年06月23日 | 政局

 小沢一郎のような過去の政治家をかばうつもりはない。しかし、国民を被曝させた張本人で、財務省の言いなりの菅直人が、小沢を批判することだけは、断じて許せない。よくぞ消費税増税に賛成できるものだ。そればかりか、総理大臣の野田佳彦は原発を推進しようとしているのだ。これに対して菅は、どうして待ったをかけないのだろう。脱原発を次の総選挙のスローガンにするとまで息巻いていたくせに、野田を支持しているのだから、二枚舌そのものではないか。経済学的にも、デフレのときに消費税をアップさせれば、景気が良くなるわけがない。小沢がそれに反対することは、筋が通っている。菅は財務省の傀儡でしかなく、経済財政政策担当大臣に与謝野馨を抜擢したりで、やることがメチャクチャであった。マスコミにも裏切られた小沢は、新党を立ち上げたとしても、最終的には自滅するだろうが、菅らを巻き添えにすればいいのだ。菅は原発事故発生時の総理大臣にもかかわらず、何一つ反省していない。そして、あらゆる人間を動員して、自分を正当化しようとするのだから、図々しいにもほどがある。菅あたりをのさばらせないためにも、日本の政治をガラガラポンにする意味でも、今こそ小沢は内閣不信任案を出すべきだ。唯一小沢に国民が期待しているとすれば、政界再編の起爆剤となることであり、ここは一か八かの勝負に出るべきなのである。

 
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小沢一郎の最後のご奉公は民主党をぶっつぶすことだ!

2012年06月23日 | 政局

 民主党の混乱ぶりは、あまりにも異常である。野田佳彦首相が政治生命を賭けるとまで言っている法案に、50人以上が反対すると見られており、党分裂は必至である。ここまで対立が決定的になれば、民主党執行部も、小沢一郎のグループも、どっちもどっちである。政策を云々するよりも、政局が優先されているからで、これでは国民がたまったものではない。党の綱領もないのに、政権を手にしたこと自体が間違っていたのだ。残された選択肢は解散・総選挙しかなくい。早い時期に国民の審判を仰ぐべきだろう。保守からサヨクまでの選挙互助団体でしかない民主党では、日本の政治を担うというのは、最初から無理であった。もはや過去の人である小沢一郎が、最後のご奉公としてすべきは、内閣不信任案を提出することではないか。これには自民党も公明党も賛成するはずだ。反自民というだけで、民主党というわけのわからないモンスターを、この世に誕生させた責任は小沢にある。保守二党論者であった小沢が、サヨクの労働組合と手を組んだことで、理念なき政治に堕落させてしまった。外交問題でも、鳩山由紀夫のようなおめでたい人間を担いだために、国際的な信用を著しく失墜した。小沢が少しでも日本という国家を愛するのであれば、それらの責任取る意味でも、自分の手で民主党をたたきつぶすべきだろう。今はその決断のときなのであり、それを小沢ができるかどうかなのである。


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スパイ天国日本では与野党の別なく協力者が暗躍している!

2012年06月22日 | 政局

 自民党がここで民主党政権を解散・総選挙に追い込めなかったならば、責任問題である。谷垣禎一総裁の首がかかっているのだ。私は参議院議員の西田昌司の方が自民党のトップにふさわしいと思う。間違っても、民主党政権に塩を送ることはしないだろう。谷垣の後ろに加藤紘一がいて、リベラル派の結集を画策している。だからこそ、中共大使館の一等書記官のスパイ事件も、及び腰なのである。そんななかで、去る21日、今度は大阪府警外事課が元在日朝鮮人を逮捕した。兵庫県の中小企業支援制度を悪用し、1千万円を騙し取った容疑だが、それはあくまでも入り口でしかない。北朝鮮の工作員として、取り調べているのである。一部とはいえ、日本国内での北朝鮮のスパイ網が明らかになるはずだ。捕まった男は、朝鮮大学校を卒業してから、朝鮮総連の機関誌の編集長を務めた。その後日本国籍を取得し、現在は国立大学の博士課程に在籍している。日本の高等教育機関がスパイの隠れ蓑となっているのだ。民主党は最悪だとしても、自民党にも北朝鮮や中共の協力者が巣食っているのではないか。ここにきて主導権を握れないのは、そうした者たちが、大切な情報を漏らしているからだろう。私は今の日本の政治家を信じない。自民党に肩入れしているのは、民主党よりはましであるからだ。日本の治安当局は断固たる決意で、与野党の区別なく、スパイの協力者をさらしものにすべきだ。国益を考えない政治家は、百害あって一利なしなのである。

 
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自民党は政権延命に手を貸すのではなく野党の責務果たせ!

2012年06月22日 | 政局

 自民党は矛を収めてしまって、本当にそれでよかったのか。消費税増税と社会保障の一体改革法案をめぐっては、野田佳彦首相は21日までに衆議院で採決すると言っておきながら、またまた嘘を吐いたではないか。しかも、国会の会期を79日間も延長することで、政権の延命を図っているだけではないか。民主党内のごたごたを理由にして、結局は解散・総選挙をしたくないのである。それにまんまと乗せられてしまっては、自民党が主導権をとることなど、いつになってもできないではないか。その約束違反について、いくら石原伸晃幹事長が野田首相をなじろうとも、騙された方が悪いのであって、それを信じた方が愚かなのである。ここ数日のマスコミは、解散・総選挙が近いかのように報道しているが、それはあくまでも憶測でしかない。原発事故における官邸の迷走、中共大使館の一等書記官によるスパイ事件、尖閣諸島をめぐる混乱、財務省丸投げの経済政策などで、野党自民党は徹底的に民主党政権を追い詰めるべきなのである。棚ぼたで政権がころがりこむと考えるのが、甘ちゃんなのである。民主党内の抗争がどうなるかではなく、果敢に攻めるという野党精神が自民党になければ、国民だって支持しないのではなかろうか。口約束で政局が動くはずもなく、民主党を政権の座から引きずり下ろす気概が、谷垣禎一総裁にあるかどうかなのである。


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柄谷行人のたどたどしい脱原発の演説には拍子抜けだ!

2012年06月21日 | 思想家

 柄谷行人の演説を久しぶりに聞いた。昨年の9月11日に新宿のアルタ前で行われたものが、ユーチューブにアップされていたからだ。あまりにもたどたどしいので、拍子抜けしてしまった。私が学生時代の柄谷は、あんなではなかった。小林秀雄ばりにべらんめえ調で、突拍子もない飛躍の連続でありながらも、かなり説得力があった。デモ参加者の前で、まともなことを言えないのは、思想的に行き詰っているからではないか。デモをすることが全てであるかのような内容にもガッカリした。もう柄谷の時代も終わったのだろう。それほどまでデモにこだわるのならば、保守民族派のことも論じるべきだろう。これまで少数派であったのが、徐々に勢いを増しており、デモと言えばサヨクというのは、とんでもない勘違いだ。岩波に代表されるサヨクの言説が戦後の日本を支配したがために、、柄谷のような優等生が生まれたのである。そして、柄谷が述べたように、デモをすることが主権者としての唯一の責務であるのならば、わけもわからない文章を書くことを止めたらどうだろう。連日、デモ隊の先頭に立てばいいのだ。柄谷に影響を与えた江藤淳、吉本隆明には毒があった。それと比べると柄谷は、民主主義を訴えるだけで、通り一遍でしかない。それが限界なのだろう。かつて私は彼のファンであったが、あの演説を聞いて、二度と本を買うまいと思った。心ここにあらずで、口から出てくる言葉は、お題目と大差がなかったからである。

 
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