草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

菅内閣が誕生して改憲に向けた論議が一気に前に進む情勢に!

2020年10月31日 | 憲法

安倍前首相の功績は大なるものがあったが、大見得を切らない方が政治は前に進むのではないだろうか。菅内閣になって憲法改正の気運が高まりつつある。理念がないと批判される菅首相によって、憲法改正が実現する可能性が出てきた。政界の雲行きが変わってきて、国民民主党、日本維新の会が改憲のテーブルに乗ることを表明しているからだ▼昨日の参議院本会議の代表質問で国民民主党の小林正夫参議院議員会長は「大切な理念を守りつつ、未来志向の憲法について議論することは必要だ」と主張した。日本維新の会の片山虎之助共同代表も、憲法改正の手続きを前に進めるためにも「国民投票法改正案を早期に成立させるべきだ」と訴えた。国民民主党までもが足並みを揃えたことで、憲法改正の国会発議に必要な3分の2の勢力を安定的に確保することは難しくなくなり、自衛隊を明記する改憲案にとどまらず、多方面で議論が深まることが期待される▼現憲法の制定時と比べて、世界は大きく様変わりしている。改憲解釈で処理することはできなくなっており、立憲民主党や共産党のように一切応じないというのは、国民のニーズを無視した暴論なのである。デジタル庁の創設、既得権益を打破するという具体的な政策にとどまらず、国の形に関わることにも、菅内閣は正面から取り組もうとしているのである。

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