日本学術会議の詭弁はもはや通用しない。昨日のBSフジプライムニュースで門田隆将氏が大西隆元会長に対して、中国科学技術院と覚書を交わしていることを批判すると、まともに返答せずにへらへら笑っているだけであった。防衛省の軍事研究には絶対反対を主張しながら、軍民融合の中共に全面的に協力するというのは、ダブルスタンダードも甚だしい▼門田氏から「国民の命の敵」といわれても、返す言葉がなかったのは、自分たちがやっていることを自覚しているからなのである。国の機関として全面的にバックアップを受けながら、日本を仮想敵国にしている国家に対しては、まったく警戒心がないというのは、国民の命などどうでもいいからなのである。事実を突きつけられても、平然と居直るような日本学術会議は、即刻廃止すべきだろう▼日本のマスコミはそのことの全く触れず、政府が学問の自由を侵害しているかのような報道をし続けている。しかし、ネットがあるおかげで、国民の間にも問題の本質が分かり始めている。だからこそ、任命を拒否した政府を支持する国民も多いのである。学者はエリートであるとしても、自分たちを特権視をするのは間違っている。門田氏の批判にまともに答えず、うやむやにしようとするのは、断じて許されることではなく、それでは国民の反感を買うだけなのである。