草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

中国科学技術協会との覚書で守勢に立たされた日本学術会議!

2020年10月16日 | 学問

立憲民主党などの野党によりヒアリングでそこまで言うのならば、国会の場で堂々と弁明すべきである。今日付けの産経新聞によれば、大西隆元日本学術会議議長が昨日、中共の「千人計画」に協力しているとの批判に対して、「まったくない。関係があるかのような悪質なデマが流されている」と反論したが、愚かにも大西元会長は地雷を踏んでしまったのである▼平成27年に中国科学技術協会との協力や交流の覚書を結んだことに対しても、「向こうの求めに応じて結んだ。覚書に基づく活動実績はない」と抗弁した。日本学術会議が働きかけたのではなく、中国科学技術協会からの働きかけがあったと逃げているのだ▼遠藤誉筑波大学名誉教授のブログを読むと、中国科学技術協会は中国工程院と戦略的提携枠組みの合意書に調印しており、中国行程院は軍事科学院国防工程研究所との人的交流で活発である。それが明かになってきたので、言葉に窮しているのだ。すでに「デイリー新潮」によって、中共の軍事部門に手を貸すような東京大学名誉教授がいることが暴露されている。さらに、笑止千万であったのは、自衛隊の装備に関する研究について「一概に禁じていない」と弁解したことだ▼「学問の自由」を叫んでいた者たちが、身の潔癖を自ら証明しなくてはならなくなったのだ。騒いだことが藪蛇になってしまったのである。

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