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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

アメリカ軍のソレイマニ司令官殺害で日本にも重大な危機迫る!

2020年01月03日 | 安全保障

新年早々物騒なニュースが飛び込んできた。イラクの首都バクダッドの空港で2日夜、アメリカ軍の空爆でイラン革命防衛隊の精鋭部隊のソレイマニ司令官が殺害された。アメリカ国防省はトランプの指示を受けて実行したことを明らかにした。バクダッドのアメリカ大使館が襲撃されたことへの報復とみられている。敵対国家の指導者を暗殺するという手法がまかり通るのが、今の国際社会の冷酷は現実なのである▼当然のごとく、イランもアメリカへ反撃することになるのは必至で、暴力の海としての世界で、私たち日本人はどのように生きたらよいのか、ある種の覚悟が求められているのだ。国連はすでに影響力を失っている。ただただ傍観するだけで、手の打ちようがないのが実情だ。中東が危機的な様相を呈してきたことで円高に振れており、世界経済にとっても由々しき事態なのである▼今回のことで衝撃を受けたのは、金正恩ではないだろうか。トランプはいざとなったら、そうした手段も講じるのである。命乞いをするか、さもなければ暴発するか、そのどちらかではないだろうか。今回の出来事は朝鮮半島情勢とも無縁ではない。目まぐるしく世界は動いている。日本も危機に備えなくてはならず、一刻の猶予も許されないのである。

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IR汚職で問われているのは国家としての日本への忠誠心だ!

2020年01月03日 | 思想家

IR汚職で岩屋毅前防衛相の名前が取りざたされている。中共の企業から金をもらっていたとみられており、政権与党の幹部にまで波及することになれば、とんでもないことである。いくら一民間企業とはいっても、その背後には中国共産党が控えており、国政を揺るがす大事件である。金額の多寡の問題ではないのである▼マキアヴェッリは『君主論』(黒田正利訳)で「人事における運命の支配力とそれに対抗する道」を論じた。ともすれば人々は運命の支配力に抗することはできないと思いがちである。これに対してマキアヴェッリは自由意思の重要性を説き、河川の氾濫をその例として上げたのだった。「いかなるものも到底この力に抵抗できないので、人はそこから逃れ、その怒りの前に膝を屈する」としても、そこで人々は英知を発揮するというのだ。「天候がふたたび平穏にかえると、人はいろいろの防備を施し、堤防を築き、そしてこのつぎに洪水があっても、河水は運河によって導かれ、少なくともその猛威をして破壊をほしいままにさせないようにする」からである▼祖国を守り抜くためには、河川の氾濫を制御するように、すぐに手を打たなければならない。一時的に政治が混乱することもやむを得ない。今こそ国家としての日本への忠誠心が問われているのだから。

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