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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

丸山ワクチンが効くのは「樹状細胞」を活性化するから!

2018年05月28日 | 医学

丸山ワクチンをめぐっては、ガン治療薬としての効果について意見が分かれてきたが、多くの患者が使用してきた経過がある。日本医科大学の高橋秀美教授が去る19日、東京で開かれた講演会で「丸山ワクチンは、がんに対する免疫の鍵を握る、白血球の一種である『樹状細胞』を活性化することが分かった」と述べた▼この細胞を発見したアメリカの学者は、2011年度のノーベル医学生理学賞を受けており、ようやくここにきて丸山ワクチンがなぜ効果があるかが示されたことになり、がん患者にとっては朗報ではないだろうか。そういえば吉本隆明も、がんになったわけでもないのに、丸山ワクチンを注射していた、と聞いたことがある▼ゼリア新薬工業が「抗悪性腫瘍剤」としての認可を求めたのに対して、1981年に厚生省は不認可とした。しかし、その一方で異例の有償治験薬として供給することを認めたのだった。薬代も月3千円程度だし、副作用もほとんどないわけだから、厚労省も重い腰を上げるべきだ▼丸山千里博士によって発見されたがん免疫療法剤が丸山ワクチンである。副作用にさいなまれる多くのがん治療薬とは違うわけだから、早急に認可すべきではないだろうか。ここまで丸山ワクチンが無視されてきたのは、既得権益を守ろうとする勢力の壁が高かったからである。今回の高橋教授の画期的な研究成果によって、その壁を突き破ることになればよいのだが。

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