草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

改憲に異議を唱え政権離脱して損をするのは公明党だ!

2017年12月22日 | 政局

改憲について公明党が後ろ向きであるのなら、政権から離脱するしかない。その先の運命は決まっている。消滅する以外にないだろう。自民党は一時的には選挙で苦戦したとしても、国民の圧倒的多数派は自民党支持であり、とくに若い世代がそうなのだから、痛痒も感じないだろう▼改憲を実現するにあたって、安倍総理は公明党に歩み寄る形で「加憲」を主張したのである。自民党を憲法に書き込むことで、解釈改憲に歯止めをかけようとしたのだ。その程度のことも不可能であれば、公明党はさっさと去るべきである。池田大作がどうなっているかをわからないが、後継者問題をめぐって混乱することは必至である。それを考えれば、現実的な対応をしてソフトランディングをすべきだろう▼自民党が連立をするとすれば、日本維新の会であり、希望の党だろう。もはや気兼ねをする必要はない、自民党にとってはプラスである。とくに、希望の党が加わることにでもなれば、連合傘下の民間組合が大挙して自民党と手を結ぶことになる。ア保守とリベラルの垣根を越えて、祖国を守り抜くということが可能になる。危機的な状況下では、それが我が国にとっては最善の選択なのである。公明党が連立に入ることで、政治の機微を学んだはずである。教条的な野党と組めば、もはや未来はないのである。それでも本当によいのだろうか。


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「赤報隊事件」を取り上げるNHKの意図は明確だ!

2017年12月22日 | マスコミ評

正義を主張したために、あらぬ弾圧を受けたというストーリーである。NHKスペシャルで「赤報隊事件に迫る」という番組を、1月27日、28日の両日にわたって放送する。「第一夜~実録ドキュメント」と「第二夜~ドキュメンタリー」である▼今から30年以上前に、朝日新聞阪神支局に目出し帽の男が侵入し、散弾銃を発射し、支局員2名が死傷するという「赤報隊」事件が起きた。ゴールデンタイムで大々的に報道するのは、それなりの意図があるからだろう。フェイク報道を流して評判を落としていることもあり、ここで起死回生のホームランをかっとばしたいのである▼「赤報隊」事件は、犯人の実像が解明されておらず、犯行の目的についてもわかっていない。テロは断じて許されないにしても、マスコミも大きな権力である限り、それに一矢報いようとする者たちは、いつの世にも存在する。言論人として体を張る覚悟があるかどうかなのである▼マスコミの評判がガタ落ちの今の世にあっては、「赤報隊事件に迫る」がどこまで国民に理解されるかは疑問である。NHK職員1万人の年間の平均給与は一人1千数百万円ともいわれる。日本国籍を持たない職員がかなりの数いる。既得権益に胡坐をかき、日本を貶めているのがNHKだ。正義の味方はもはや通用しないのである。


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