草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

小池百合子の劇場型政治に審判を下すのが今回の都議選だ!

2017年06月25日 | 政局

東京都議会議員選挙が告示された。そこでの注目は小池百合子都知事の都民ファーストがどこまで勝つかである。各種の世論調査の結果ではほぼ自民党と拮抗している。小池は日本最初の女性の総理大臣を目指したいのだろう。それには地方政党を立ち上げて、自民党に取って代わる必要があったのだろう。その戦略は間違っていなかったが、策士策に溺れることになったのではないか▼反自民ということで、誰とでも手を組もうとして、かえって墓穴を掘った。自民党東京都連を悪者にして、拍手喝さいを受けるという構図は、あっけなく潰えてしまった。逆に今では自民党の攻勢を許しているのである。豊洲移転をめぐるゴタゴタ劇は、多くの都民の期待を裏切ったことは確かである▼反安倍である大方のマスコミは、敵の敵は味方ということで、東京都知事選挙の時とは違って、小池の応援団を買って出ている。その煽りを受けているのが民進党で、このままでは一議席獲得が精一杯のようだ。蓮舫が責任を取らされることになるはずだ▼都民ファーストが仮に過半数を得たとしても、民進党からの離党組が多く、寄せ集めの政党でしかない。国政を動かすような力を手にするのは難しい。構造改革の小泉純一郎の側近であった小池は、ぶちこわすのが政治だと勘違いしている。保守政治家として、地道に政策を実現していくことの大切さを、もっと理解すべきなのである。



にほんブログ村

←応援のクリックをお願いいたします。

政治 ブログランキングへ

白虎隊探究 世紀を超える精神風土 会津教学と藤樹学への招待
 
ラピュータ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする