マスコミとネットとの戦いが熾烈になっている。このままでは商売にならないというので、情報を囲い込むために、ログインをしなければ読めない仕組みにマスコミはシフトしつつある。産経新聞以外はその方式を採用している。どちらがネット住民から評価されるかは明らかだろう。マスコミのそうした動きに対抗して、ネットを通じて情報交換をしている層が、今後は独自の組織を立ち上げることになるだろう。選別され、脚色された記事よりも、はるかに豊富なデータが流通すれば、マスコミは大きな打撃を受けるはずだ。テレビや新聞などが、第4の権力と呼ばれた時代はもはや終わった。ネットはネットワークが武器であり、侮れない力がある。つい最近も、抗議が殺到して在日アメリカ大使館のフエィスブックが炎上した。オバマ政権にとっては予想外のことであったようだ。安倍首相の靖国神社参拝についてのアメリカのコメントも、かなりトーンダウンすることになった。守勢に立たされたマスコミは、情報の囲い込みで乗り切ろうとするだろう。しかし、日々取材に追われている新聞記者よりも、もっと専門的な知識を持っている人間はたくさんいる。それがどんどんつながるわけだから、もはやネットの時代なのである。百科全書や辞書がなくても、ネットを活用すれば、色々な事柄を調べたり確認することが可能だ。上から目線のインテリに頼らなくても、まともな常識と判断力さえあれば、それほどの失敗はしないのである。
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