三島由紀夫の色分けによれば、読売新聞は西洋派、朝日新聞は外国派ということになる。産経新聞は安倍首相の靖国神社参拝を支持したことから、唯一の日本派ということだろう。西洋派というのは親米が柱。外国派というのは中韓寄りであるということだ。ただし、西洋派、外国派、日本派はあくまでも比較の問題であり、その傾向を帯びているということだ。小野寺防衛大臣とヘーゲル国防長官との電話会談が昨日行われた。いずれもネットへの配信記事ではあるが、読売新聞と朝日新聞では報道の仕方が大きく異なっていた。読売新聞では、米軍普天間基地移設が現実味を帯びてきたことに対して、ヘーゲル長官が「日本側の努力に感謝したい」と謝意を表明したことが中心であった。安倍首相の靖国神社参拝について小野寺大臣が理解を求めたことは、あくまでも二次的な扱いであった。朝日新聞はそうではなかった。見出しからして「首相の靖国参拝、米側に説明、日米防衛相が電話会談」である。ヘーゲル長官からの謝意については、一言も触れられていない。わずかに「米軍普天間飛行場の代替施設に関する埋め立て工事の知事承認を受け、沖縄県の負担軽減やガイドラインの見直しを含む日米間の諸課題に、両国が引き続き緊密に連携していくことで一致した」と述べるにとどめている。西洋派の読売新聞はアメリカとの関係を重視しており、アメリカが日本を評価してくれたことに安堵したのだろう。外国派の朝日新聞は、中韓とアメリカを組ませようと必死なのだろう。国益無視の朝日新聞はあまりにも酷過ぎる。
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