棚田には平地見下ろす気骨あり会津盆地を震撼せしめよ
乳と蜜流るる郷と福音を伝えたりしは賀川豊彦
ひと山を越えれば桧原湖青々と棚田の道に続くパノラマ
鄙なりし会津の棚田かなしけり暮れなずむなか老いを引きずる
民権の雄叫びの声こだまする四囲の山々棚田となりし
棚田には平地見下ろす気骨あり会津盆地を震撼せしめよ
乳と蜜流るる郷と福音を伝えたりしは賀川豊彦
ひと山を越えれば桧原湖青々と棚田の道に続くパノラマ
鄙なりし会津の棚田かなしけり暮れなずむなか老いを引きずる
民権の雄叫びの声こだまする四囲の山々棚田となりし
大阪維新の会について私は、石原慎太郎との提携が前提であり、それなくしては、第二民主党でしかない、とこれまでも主張してきた。しかも、小さな政府派であり、TPP賛成であることは、保守の考えとは一線を画する。構造改革を推し進めようとするわけだから、まさしく私たちにとっては、敵以外の何物でもない。残念でならないのは、大阪維新の会と合流して、新党をつくろうとする「道州型統治機構研究会」のメンバーに、自民党の国会議員がいることだ。選挙目当てに右往左往している民主党の国会議員ならばまだしも、あまりにも節操がなさ過ぎだ。大阪維新の会を率いる橋下徹大阪市長は、派手な物言いでマスコミ受けを狙っているが、政治的な立場は曖昧模糊としている。弁護士としてテレビに出演したことで、顔を知られ、まずは自民党の推薦を受けて大阪府知事になり、それから時代の寵児になっただけである。自治労や解放同盟との対決姿勢を鮮明にしたりで、国民からの一定の支持も得ているが、その発言を聞いてみると、あまりにも一貫性がない。これからの日本は、国家として身構えなくてはならないが、それは並大抵のことではない。平気で前言を撤回するような橋下に、本当にそれが務まるのだろうか。民主党政権の二の舞になるだけではないだろうか。骨太の保守派は、ここでじっと耐えるべきではなかろうか。チャンスはいつかめぐってくるはずだから。
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