草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

福島でサクランボ頬張る子供取り上げた元アナが後悔の弁?

2011年11月24日 | 災害

 私は一貫して放射性物質の危険性を訴えてきた。福島県東部から子供たちや妊婦を避難させるべきだ、とも言い続けてきた。不安を煽っているだけではないか、と何度も罵倒されたりもしたが、現実は予想した通りになっている。とくに残念でならなかったのは、キー局は問題外だとしても、福島県内のテレビ局までもが、県内産の食べ物について、やたらと安全性をPRしていたことだ。そのことに関しても、私は何度か批判したが、民放のローカル4局は耳を貸そうとしなかった。しかし、テレビに出ていたアナウンサー自身が疑問を抱いていたのである。最近まで福島テレビのアナウンサーであった原田幸子さんが、去る17日付の北陸中日新聞に登場し、そのことを正直に語ってくれた。福島駅近くで、洗わないままサクランボを頬張る幼稚園児を取り上げたときに、「これって放送していいの?」と思ってしまったという。私もたまたまそのニュースを見た覚えがある。「頑張ろう福島」とか言っているわけだから、局側も原田さん自身も、それに逆らえる雰囲気ではなかったのだろう。ただ、あのニュースで強調されていたのは、安全性のPR以外の何物でもなく、福島県の食べ物は全て大丈夫だ、と勘違いした県民は多かったはずだ。それだけに、ローカルであろうとも、ニュース報道には大変な責任がともなうのである。

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砲艦外交の中共に物言えぬ民主党政権の土下座外交

2011年11月24日 | 政局

 内政外交のあるゆる面で、頓珍漢なことしかできない民主党政権は、国民にとっては迷惑この上もない存在である。いくら福島県選出であっても、最初から期待していなかったが、玄葉光一郎外務大臣の訪中も、土下座外交そのもので、日本の国益がどうでもいいような体たらくである。尖閣諸島沖での中共による挑発行為に対して、相手を批判しないばかりか、「再発防止のメカニズムの構築に向けた実務者協議を提案した」というのだから、お粗末である。まず実務者という言葉が曲者である。政治家には無理なので、役人に任せるということではないか。これにはまいってしまった。さらに、許せないのは、22日から23日にかけて、ミサイル駆逐艦を含む中共海軍の艦艇6隻が沖縄本島と宮古島の間を通過したにもかかわらず、話題として取り上げなかったことだ。いかに公海上とはいえ、明らかに日本に対しての挑発行為である。海上自衛隊の哨戒機が警戒を強めているが、まともに対応できないのを見透かされてしまっている民主党政権では、手の打ちようがないのが実情である。玄葉外務大臣程度で、中共首脳と太刀打ちできるわけはないのである。TPPではアメリカにしてやられ、今度は中共の思いのままに操られる。今のままの土下座外交では、この先が思いやられてならない。

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