草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

外圧に抗するためにも三島が訴えた国軍の復活を!

2011年11月01日 | 思想家

 また今年も憂国忌の季節となった。楯の会隊長三島由紀夫と隊員森田必勝の壮絶な死は、今なお日本人の心を揺さぶらずにはおかない。とくにTPPによって、我が国が存亡の瀬戸際にあるだけに、なおさら両烈士の偉業は讃えられるべきだろう。東京市ヶ谷の東部方面総監室付きのバルコニーでの三島の演説は、自衛隊員のヤジでかき消されたとはいえ、戦後日本の虚妄を鋭く突いた。国を守るべき崇高な使命を持つべき軍隊が、日陰者扱いにされていることに、三島は憤ったのである。「共に起って義のために共に死ぬのだ」とクーデターをを呼びかけたのも、そのためである。「アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと2年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであろう」という叫びは真に迫っていた。しかし、平和惚けした当時の日本人は、三島の訴えに耳を貸さなかった。その結果どうなったか。国軍を持たない国家の常として、国益を主張することもできず、他国の軍事的恫喝に対抗するすべをもたずに、現在にいたった。世界が平和であればそれも通用するだろうが、暴力の海のただなかにあっては、国軍の復活なくしては、日本は滅びるだけなのである。もう一度私たち日本人は、三島の主張を思い起こすべきだろう。

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天変地異が多発し国乱れる今こそ攘夷で国論の一致を!

2011年11月01日 | 政局

 天変地異が多発するときに、国が乱れるとはよくいわれるが、まさしく今がそれではないだろうか。日本という国家の根底が揺らぎ始めている。しかも、それは泣きっ面に蜂という感じで、次々と国難に見舞われているのだから、一瞬たりとも気が抜けない。今もっとも危惧されているのは、3月11日のような大地震が発生するのでは、という不安感である。千葉県東方沖で地震誘発現象の「スロースリップ」が気象庁によって観測されたり、電波異常などから、北海道大学地震火山研究観測センターのグループが、今年の12月から来年1月にかけて「第二次東日本大震災」が発生する可能性がある、と警告を発したりで、今後何が起きるか予想がつかない。さらに、政治的にも大変なことになっている。TPP交渉への参加に民主党政権が踏み切ろうとしているからだ。これによって日本は、アメリカの従属国としての道を歩むしかなくなる。この国難のときにあたり、あえて攘夷を叫ぶのは、日本国民が一致して、天変地異と外圧に立ち向かうしか選択肢はないからである。日本解体を阻止するためにも、明治維新の志士たちのパトスに学ぶべきだろう。外圧によって、日本の旧制度を改革するチャンスだという意見もあるが、そんなかけ声に乗ってしまったならば、かえって後で臍をかむことになる。ここは頑固一徹に攘夷で突っ走るしかないのである。

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