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草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

構造改革を叫び日本人改造を推進しているのがサヨクだ!

2011年11月11日 | 政局

 今京都に来ているが、いよいよ日本も幕末期のようになってくるのではないか。しかし、あの時代だって、攘夷を口にしたのには、それなりの理由があった。欧米植民地化を阻止するために、狂気をもって対決するという捨て身のパトスが、志士たちを突き動かしたのである。いかに武器の面では劣っていても、気概においては負けてはいなかった。日本人であることに、ことさら引け目を感じる人間が多くなったのは、あくまでも戦後の特徴である。民主党の小沢一郎元代表あたりが、普通の国家を言い出したのも、自己責任が乏しいということで、日本人に教え諭そうとしたのではなかったか。また、多くの進歩的文化人が口をそろえて、近代的自我が育っていない、とコメントしたのは、つい昨日のことではなかったか。戦後民主主義自体が、アメリカから与えられたものであり、日本人が自ら勝ち取ったわけではない。どこの国でもおびただしい血を流し、その犠牲の上に獲得されるのが普通であるのに、日本は敗戦によってもたらされた。TPP賛成派のほとんどはサヨクである。日本人を改造することに血眼になっており、欧米人の生活スタイルを絶対視している。民主党内に巣食っている松下政経塾出身者などは、そのなかでも突出している。日本がアメリカの何番目かの州になればいいと考えている政治家が、民主党にあまりにも多すぎる。

 

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TPP推進よりも内需拡大で東アジアとの経済連携強化を

2011年11月11日 | 思想家

 予想した通りで野田佳彦首相は、民主党内の反対派の意向を尊重したかのような演技をして、それでお茶を濁すつもりらしい。しかし、10日であったのを11日に1日延ばしても、まったく説明責任を果たすことなく、中央突破することは同じであり、TPP交渉参加の決定には何ら変更がないのである。民主党の経済連携プロジェクトチームが「慎重判断」を求めたのを受けて、再考するのであればまだしも、野田首相はそこまで深刻なことだとは考えていないのである。反対派の民主党国会議員がそれを容認するようなことがあれば、「口先だけではないか」と国民から徹底して指弾されることになるだろう。ただ、反対のための反対と言われると癪なので、TPPの代案だが、中野剛志京都大学准教授が雑誌「表現者」に寄稿した文章のなかで、「日本と東アジアとの関係を密にすべきだ」と述べていた気がする。日本が内需の拡大に努めれば、それが結果的に中共や韓国などの輸出を増加させ、東アジア全体が活気づくというのだ。鳩山由紀夫元首相の東アジア共同体と違うのは、日本が中共や韓国の言いなりにはならないことだ。日本への内政干渉は許さないのである。アメリカは中共の市場を獲得することに躍起になっている。そこでライバルとなるのが日本である。TPP交渉参加をごり押しして、日本を属国のままにしておきたいのは、日本と中共が組まれるのが脅威だからだ。中野が凄いのは、アメリカから嫌がらせを受けないように、先回りして軍事と経済を分離して論じている点だ。日米軍事同盟は強化しつつ、中共との経済連携はどんどん進めるのである。もちろんそれをするには、主権国家としての日本が、これまで以上にしっかりしなくてはならないが。

 

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