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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたを救う事実 / 山本陽一郎

2023年08月26日 | Weblog

 2023/6/10放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 山本陽一郎です。

 子どもの頃から私は図書館が大好きでした。毎日のように自転車をこいで通っていました。物語、図鑑、偉人伝、歴史、映画関連…。本を開くと、新しい世界との出会いがありました。

 では、これまで読んだ中で人生を変えた一冊は何か? 私にとってそれは聖書です。イエス・キリストがこの世界に私のために来てくださった。その事実が文字どおり私を生かし、救ってくれました。

 皆さんの中には、キリスト教への興味はあるけれど、信じるところまではいかないなぁという方もいらっしゃると思います。教会に行くようになったけれど、まだ迷っているという方もいるでしょう。

 実は、新約聖書の中にある「ルカの福音書」は、同じような思いを持っていた人に宛てて記された書物です。テオフィロという高い地位にいた人がイエス様について聞いていたのですが、どうも少し迷っていたのかもしれない。そこでルカが、よく知ることができるようにと、筋道を立てて書いたのが「ルカの福音書」です。冒頭にこうあります。

 「私も、すべてのことを初めから綿密に調べていますから、尊敬するテオフィロ様、あなたのために、順序立てて書いて差し上げるのがよいと思います。それによって、すでにお受けになった教えが確かであることを、あなたによく分かっていただきたいと思います。」 ルカの福音書 1章3、 4節

 たとえ素晴らしい話でも、裏付けが何も無いなら人生を支えるものとはなり得ません。しかしルカは「私たちが聞いたキリストについての話は空想話ではなく、確かな根拠のある事実です」と書きました。迷っていたテオフィロに必要だったもの、そして今生きている私たちに必要なことはイエス・キリストの出来事をきちんと知るということです。

 同じ福音書記者のヨハネはこのように述べています。
 「これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるためであり、また信じて、イエスの名によっていのちを得るためである。」 ヨハネの福音書20章31節

 聖書を読む。そのとき人生が変わります。あなたにもご自分の目で、耳で、心で、聖書のことばを味わってみていただきたいと思います。


 ( PBA制作「世の光」 2023.6.10放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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