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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたは休めていますか? 3 / 豊田信行

2023年08月09日 | Weblog

2023/5/24放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? ニューライフキリスト教会牧師の豊田信行です。 今週は聖書が約束する安息について学んでいます。

 神様が安息日を守ることを命じられた時、「あなた方はいかなる仕事もしてはならない」と言われました。なぜ安息日にいかなる仕事もしてはならないのでしょうか。

 エジプトの奴隷であったイスラエルの先祖たちは自分たちの命の価値を生産性という物差しで測られてきました。一日どれだけのレンガを作ったのか、それが自分の命の価値でした。それ以上でもそれ以下でもありませんでした。奴隷とは鎖につながれている人のことではなく、生産性という物差しだけで命の価値を測られている人のことです。もし病気や怪我で働けなくなると命の価値は失われてしまいます。生きる価値なしと見なされたのです。

 安息日に一切の仕事が禁じられた理由の一つは生産性という物差しでは測ることのできない自分の命の価値を見つめるためでした。聖書は人の命の価値とはその人が生産したもの・産み出したものではなく、その人のために捧げられた愛の犠牲だと教えています。
 一人の人が誕生し成人するまでの期間、そして成人し死を迎えるまでの期間、どれだけ多くの時間と労力、経済、愛の犠牲が注がれるでしょうか。安息日とは、どれだけ多くの愛の犠牲が私たちに注がれているのかを覚える日なのです。

 聖書には、「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3章16節)と書いてあります。
 神様は実にひとり子を与えるほどに私たち一人ひとりを愛してくださいました。 そして今も愛してくださっています。神の愛にこそ人の命の価値があります。

 また聖書にはこのようにも書いてあります。「私たちすべてのために、ご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡された神が、どうして、御子とともにすべてのものを、私たちに恵んでくださらないことがあるでしょうか。」(ローマ人への手紙8章32節)
 神様は私たち一人ひとりのためにご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡されたのです。神様は私たち一人ひとりのためにご自分の御子さえも惜しむことなく死に渡されたのです。神様はご自分のひとり子イエスを惜しまないはずがありません。そのひとり子イエスを私たちの罪を赦すために十字架の死に明け渡された神の心はどれほど痛みを覚えられたことでしょうか。この痛み、この大きな愛の犠牲こそ私たち一人ひとりの価値なのです。この神の愛を知っていただきたいと思います。


 ( PBA制作「世の光」 2023.5.24放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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