2023/6/12放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 今週担当します原田憲夫です。私は今「巡回宣教使」と呼ばれ、各地にキリストの良き知らせをお届けしています。
さて今日は、私が「神の知恵」と呼ぶ旧約聖書 箴言へ、皆様をご案内したいと思います。
箴言16章25節をお読みします。
「人の目にはまっすぐに見えるが、その終わりが死となる道がある。」
今日この放送をお聴きくださっている方の中に、「道に迷った」経験のある方がいらっしゃるでしょうか。
以前、私はある方を訪ねて、初めての土地に出かけました。まだ車にナビが付いてなかった頃ですが、住所からすぐにわかると自信がありました。ところが「あれっ、ここはさっき通ったぞ」と、同じ場所を二度も走っていたのです。
今日の神の知恵・箴言はそんな私たちに、「あなたは大丈夫ですか?」と注意を促します。
昔イザヤという預言者がこう語りました。
「私たちはみな、羊のようにさまよい、それぞれ自分勝手な道に向かって行った。」(イザヤ53:6)
つまり、私たちはみなこの羊と同じで、羊飼いに例えられる神様に背を向け、「メェーメェー」(銘々)自分勝手な道を行き、その結果、「いのちの道」から迷い出ていると言うのです。
そして、この神様に背を向け道から外れた自分勝手な生き方を聖書は「罪」と呼んでいるのです。
けれどもある方はこう思うかもしれません。「なに、私は大丈夫だ!」「余計なお世話だ!」
そうでしょうか。道から迷い出た羊を待っているのは確実な「死」です。自分勝手な道に向かう人が行き着く先は滅びなのです。そんな私たちに預言者イザヤはさらにこう語ります。
「しかし、主は私たちのすべての者の咎を彼に負わせた。」(イザヤ53:6)
この「彼」とは救い主イエス・キリストです。神様は、死に至る道をさまよっている私たち人間を救うために救い主キリストをこの世に送られました。クリスマスですね。
そしてキリストは私たちを死から、滅びから救い出し、永遠の救いを与えるために、私たちの罪、過ちのすべてをその身に引き受け、十字架の上でご自分のいのちをもって私たちの罪を贖われたのです。
今日の神の知恵・箴言が、私たちあなたに語りかけています。
「人の目にはまっすぐに見えるが、その終わりが死となる道がある。」
あなたは大丈夫ですか? あなたも一度立ち止まってみてください。そして十字架のキリストを心に迎え、いのちに至る道を歩み始めてください。
( PBA制作「世の光」 2023.6.12放送でのお話しより )
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