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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■その名はインマヌエル / 関根弘興

2021年06月05日 | Weblog

2020/12/12放送
 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 今週はイエス様の誕生にまつわる聖書の箇所を紹介し、お話をしています。 

 イエス様がお生まれになる経緯は福音書に記されていますが、こう書かれています。

 「母マリアはヨセフと婚約していたが、二人がまだ一緒にならないうちに、聖霊によって身ごもっていることが分かった。」(マタイの福音書1:18 )と。

  昨日お話したように、このことはヨセフにとっては大きな苦悩となりました。

  しかし御使いが夢に現れ、

 「ダビデの子ヨセフよ、恐れずにマリアをあなたの妻として迎えなさい。その胎に宿っている子は聖霊によるのです。マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。」(マタイの福音書1:20、21 )

  と告げたのです。

 ヨセフは御使いの言うとうり、そのことばを信じてマリヤを受け入れていきました。

  そして聖書は続けてこう記しています。

 「 『見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』 それは、訳すと『神が私たちとともにおられる』という意味である。」(マタイの福音書1:23 )

 こう書かれているんですね。

 ここには救い主について二つの名前が紹介されています。一つはイエスという名前です。この名前はユダヤの地域では実はありふれた名前でした。ヘブル名ではヨシュアと言います。この名前は「主は救い」という意味があるんですねえ。この名前はヨセフとマリアが自分たちの願望を込めて命名したのではなく、神様ご自身が御使いを通して名前を付けられたわけです。それは、この名前の通り、イエス様ご自身が救い主として来てくださったことを示すものとなりました。

 そしてもう一つは、「その名はインマヌエルと呼ばれる」と記されています。インマヌエルとは「神が私たちとともにおられる」という意味です。イエス様が来てくださったということは、神様が私たちを決して見捨てることなく共にいてくださるんだよということの保証となる出来事だったんですね。

 そして聖書には、イエス様はこの後、十字架で死なれ、三日目に復活され、信じる一人ひとりといつまでも共にいてくださると約束してくださいます。イエス様は神様が私達と共にいてくださることを、あなたにはっきりと約束するために来てくださいました。

 「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」(新改訳聖書第三版 ヘブル人への手紙 13:5 )

 これがイエス様の約束なんですね。

      (PBA制作「世の光」2020.12.12放送でのお話しより)
 ***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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