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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■パウロの弁明4 / 板倉邦雄

2021年06月26日 | Weblog

2021/1/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか。板倉邦雄です。今日は「パウロの弁明 その4」と題してお話ししましょう。今日のパウロの弁明は、なぜ私が異邦人・外国人の伝道者になったか、を語ります。使徒地の働き22章の続きです。

 「さて、それから私はダマスコの町からエルサレムの都へ帰ってきました。ある日、神殿で祈りを捧げているうちに夢うつつになり、再び復活の主イエス様と見(まみ)えました。そのとき、主イエスは私にこう言われたのです。『急いでエルサレムを出て行きなさい。復活されたわたしイエスについての証を人々が受け入れないからです。』そこで私は主に言いました。『私が至る所の街道で、あなたを信じる人々を獄中に投じたり、鞭で打ったりしていたことを彼らが知っています。またあなたの証人ステパノの血が流された時も私が責任者として立ち会っていて、ステパノの殺害に賛成し、ステパノを殺す石投げの刑の際、殺した人たちの上着の番をしていたのです。』 それでも主イエスは私に言われたのです。『行きなさい。わたしがあなたを遠く異邦の民へ遣わすのだ。』」

 パウロはキリスト教に回心しました。キリストの名を信じ、告白して洗礼・バプテスマを受けました。これからキリストの証人として立っていきます。パウロは自分はユダヤ人たちに対してキリストの証人になろうと思っていた事でしょう。自分こそユダヤ人の同胞に対して主イエスの証人となるべきだと確信していたのかもしれません。

 その理由は二つです。一つは、主イエスを信じる信徒たちを獄中に入れたり鞭で打ったり改宗を迫ったりして苦しめたこと。第二に、キリスト教会の執事ステパノの石打ちの刑に賛成し、しかも死刑執行の責任者となったことをエルサレムのユダヤ人は皆知っていたからです。

 しかし主イエスはパウロをユダヤ人への伝道師ではなく異邦人・外国人への伝道師に遣わされました。理由はユダヤ人たちは今は主イエスの証しを受け入れないからでした。それにもう一つの理由は、パウロはすべてのために主イエスの十字架と復活を伝える器として神に選ばれたからです。 


  (PBA制作「世の光」2021.1.9放送でのお話より )


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