世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。今週は旧約聖書のエレミア書からお話しています。
昨日はも、聖書の神は全世界の神であり、全世界の主権を持っているお方であり、国を人を正しく裁くお方であることをお話ししました。 全世界の神である主はイスラエルだけでなく外国についても語っています。昨日までに古代のエジプトとペリシテについての神のことばを見てきました。今日明日の二回に渡って、モアブという民族についての神のことばをお話しします。
モアブはアブラハムのおいのロトの子孫であり、イスラエルの親戚関係にある民族です。「塩の海」と言われる湖・死海の東側を通る「王の道」と言う古代の幹線道路周辺に住んでいました。その幹線道路に沿って要所に堅固な要塞の街を築いていました。国境付近にも要塞を築いて自分たちの領土を守っていました。
エレミヤ書にはユダの国がバビロンに滅ぼされ、人々が捕囚されている時代にモアブについて語られた神のことばが記されています。堅固な要塞の町を持つモアブを神は打ち破ると宣言されました。
神は理由もなしに裁かれません。神はモアブを裁く理由を教えています。神がモアブを裁くのは、モアブが自分たちの財宝と戦いの神と言われる偶像ケモシュに頼っているからでした。この戦いの神が味方であるのでモアブは、我々は勇士、戦いの強のものだ、と自負していました。 神はそんなモアブの要塞の町々をことごとく打ち破ると宣言されました。
モアブは今まで長く外国の侵略を受けることがありませんでした。そしてたとい外国に支配されることがあっても自分の領土取り戻してきました。 しかし今回の神の裁きでは、モアブの人々は自分たちの領土から外国へ強制的に移されてしまう、と預言されています。やはり聖書の神は全世界の神です。全世界の主権を持っているお方であり、国を人を正しく裁くお方です。
(PBA制作「世の光」2020.11.19放送でのお話より)
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