2020/11/24放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。火曜日と水曜日は旧約聖書のモーセの生涯から学びましょう。
神の民イスラエルがエジプトで奴隷状態になった時、神はモーセというリーダーを立て神の民を救い出す計画を立てました。そして神の民もエジプトの民も聖書が語る神こそ真の神であることを知るために、神は異教の神々に満ちたエジプトを十の裁きで裁きます。その最後の裁きの予告について聖書はこう語っています。
モーセは言った。「【主】はこう言われます。『真夜中ごろ、わたしはエジプトの中に出て行く。エジプトの地の長子は、王座に着いているファラオの長子から、ひき臼のうしろにいる女奴隷の長子、それに家畜の初子に至るまで、みな死ぬ。そして、エジプト全土にわたって大きな叫びが起こる。このようなことは、かつてなく、また二度とない。・・・」
旧約聖書 出エジプト記11章4節から6節
神ご自身がエジプトを裁き、エジプトの王ファラオの子をはじめ全ての長子すなわち跡継ぎである長子のいのちを奪う、というのです。それはエジプトのすべての宝が奪われるよりも厳しい裁きであり、エジプト全土に大きな悲しみと叫びが起こる、と言うのです。しかもその裁きは神の民には及ばず、神は神の民イスラエルとエジプトを区別される、と言うのです。そこに神の民への憐れみがありました。
その予告はこう続きます。
【主】はモーセに言われた。「ファラオはあなたがたの言うことを聞き入れない。わたしの奇跡がエジプトの地で大いなるものとなるためである。」
出エジプト記 11章9節
あらゆる出来事の背後に、全ての主権を持つ神様の御手があります。神様の警告を無視し続け、心をかたくなにし続けたエジプトの王そして民は、自分たちの罪のゆえに最も大切な跡継ぎのいのちを失うことになるのです。心をかたくなにし自分の罪を認めずへりくだらない者を義なる神様は裁かれます。しかしそれはすべての民がまことの神を知るための愛と憐れみの招きでもあったのです。私たちも共にへりくだって主権者なる神様のもとに行きたいと思います。あなたの神様に愛され、その愛と憐れみの中に招かれているからです。神様のもとに共に行って、悔い改めの実を結ぶ人生を歩んで行きませんか?
(PBA制作「世の光」 2020.11.24放送でのお話より )
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