世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は旧約聖書のエレミア書からお話ししています。
昨日は、聖書の神は全世界の神であり、全世界の主権を持っているお方であり、国を人を正しく裁くお方であることをお話ししました。今日も昨実に続き、モアブについての神のことばをお話しします。
モアブに裁きを下すと宣言した神はモアブを裁く理由を教えられました。神がモアブを裁くのは、彼らが自分たちの財宝と偶像の神ケモシュを頼っているからでした。それでモアブは外国に滅ぼされ人々は捕囚される、と神は言われました。
今日は神がモアブを裁く理由についてさらに教えておられることについてお話しします。
神はモアブをさばく理由として彼らが高ぶっていることを挙げられました。 モアブは自分たちの財宝と偶像の神によって自分たちは大丈夫、滅ぼされることはない、ずっと栄えていることができる、と思っていたのです。
そんな高ぶっているモアブを神は厳しく叱責するかと思うと、そうではないのです。神は「わたしはモアブのために嘆いている」とおっしゃっています。驚くべきことです。 神は堕落しているイスラエルのことを嘆かれました。そして、同じようにモアブのことも嘆いておられます。
そして神はさらに驚くべきことを言われます。 神はモアブに「わたしはモアブを回復させる」と言っておられます。 なんと神はイスラエルと同じように、モアブを回復してくださるのです。
ここで私たちが気づかされることは、神は悪を徹底的に裁くお方であるとともに、どんな人をも救おうとされるお方であるということです。そうです。私たちは思い出すべきです。神はイエス・キリストによって、イスラエル人ではない私たちにも救いを与えてくださったのです。キリストの十字架こそ神の正しい裁きと神の素晴らしい救いの両方が正しく行われた時なのです。キリストによってどんな人も救われることを神が約束してくださっています。
(PBA制作「世の光」2020.11.20放送でのお話より)
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