♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■エレミヤのしもべバルクへのことば / 羽鳥頼和

2021年05月10日 | Weblog

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
 今週は私が聖書からお話をさせていただきます。 よろしくお願いします。 今週は旧約聖書のエレミヤ書からお話します。

 エレミヤ書には預言者であるエレミヤに啓示された神のことばが記されています。聖書の中で預言書と言われる書物です。聖書における預言とは未来のことをあらかじめ語る予言ばかりではありません。聖書の預言は「預る」という漢字を使って「預言」と言います。 神から与えられた神のことばを預かって人々に語ることを言います。

 エレミヤが神のことばを人々に語った時代は、ユダの国がバビロンによって滅ぼされ、人々が捕らえ移されてしまうという悲惨な時代でした。そのような時代にあって、エレミヤは神の裁きがあることを預言しました。それを聞いたユダの指導者、そして人々も、エレミアを嫌い、彼を投獄したり殺そうとしました。 

 そんな中でエレミヤに仕え、彼を助けたのがバルクでした。バルクはエレミヤが預言する神のことばを巻物に書き記して、人々に読み聞かせました。 

 ところが、そのことを知ったユダの王が、その巻物を小刀で裂いて、それを暖炉に投げ入れて燃やしてしまいました。バルクはひどく落胆していました。

 そんなバルクに神が言われました。 
 「あなたは自分のために奇跡を期待するな。神であるわたしが災いを下そうとしているからだ。 わたしは必ず災いをくだす。しかし、わたしはあなたへの報いとして、あなたにいのちを与える。 」

 神は神のことばを聞こうとしない人を必ず裁かれます。 しかし、たとえうまくいかなくても、神のことばに従おうとする人には神はいのちを与えてくださるのです。 

 新約聖書 ローマ人への手紙2章6節から8節でこう語られています。
 「神は、一人ひとり、その人の行いに応じて報いられます。忍耐をもって善を行い、栄光と誉れと朽ちないものを求める者には、永遠のいのちを与え、利己的な思いから真理に従わず、不義に従う者には、怒りと憤りを下されます。」

   ( PBA制作「世の光」 2020.11.16放送でのお話より )
 
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